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首位・東京ヤクルト・スワローズと5位・読売ジャイアンツはともに5連敗中で神宮決戦を迎える神宮決戦。
18日の第1戦で、どちらの先発投手が、チームの悪い流れを止め、連敗脱出に導くことができるだろうか。
◆セ首位攻防戦4番対決 ヤクルト村上宗隆 vs. 巨人・岡本和真、軍配の行方は……
■石川と菅野の直近の投げ合いは?
ヤクルトの先発は、プロ21年目の石川雅規。
今季は10試合で5勝3敗、防御率2.91。自身開幕2連敗スタートも、4月23日の阪神戦で今季初白星を挙げて以降は登板間隔を長く取りながら安定したピッチングを続け、6月以降は4戦3勝。前回7月7日の巨人戦(東京D)では、5回を7安打3失点にまとめてプロ通算182勝目を挙げた。だが、チームは現在コロナ禍に見舞われて主力が大量離脱中。今季ここまで援護率4.43をもらっていたが、5連敗中のチーム平均得点1.6という中で“真価”が問われるマウンドになる。
一方、巨人の先発は、プロ10年目の菅野智之。
今季は6勝5敗、防御率3.08。自身2連勝スタートから、6月2日のソフトバンク戦(東京D)で8回5安打無失点で6勝目を挙げたが、交流戦明け以降は4試合で0勝1敗と勝ち星に恵まれず。前回7月10日のDeNA戦は7回6安打4失点で勝敗つかずだった。今季のヤクルト戦は2試合で0勝2敗、防御率11.00という相性は良くないが、4番・村上宗隆は5打数1安打でノーアーチに抑えている。
石川と菅野の直近の投げ合いは、昨年10月23日(東京D)。この時は、石川が初回に4安打4失点で1アウトを奪ったのみで降板し、菅野は5回を2安打1失点に抑えて勝ち投手となった。果たして今回の「石川vs菅野」の行方はどうなるのか。
どちらの投手がチームの危機を救えるのか。重要な先発マウンドになる。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB