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第58回函館記念(GIII、芝2000m)の枠順が15日、JRAより発表された。
昨年の新潟大賞典以来の重賞2勝目を狙うサンレイポケットは6枠12番、2年連続の出走で前走・目黒記念2着から挑むマイネルウィルトスは3枠5番、函館コース2戦2勝のアラタは5枠9番、今年の中山金杯で2着だったスカーフェイスは4枠8番に入った。
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ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
■6枠は優勝1回のみ
人気が予想されるサンレイポケットが入った6枠は【1-0-0-19】勝率・連対率・複勝率5.0%と2017年に5番人気ルミナスウォリアーの優勝しかない。2015年には1番人気に推されたエアソミュールが4着に、18年は2番人気ブレスジャーニーが4着と馬券に絡めて居ない。
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人気が予想されるマイネルウィルトスが入った3枠は【2-2-0-16】勝率10.0%、連対率・複勝率20.0%となっている。2020年に13番人気ドゥオーモが2着に入り波乱の要因となっており、19年には9番人気のマイネルファンロンが2着に入っていた。
最多となる7頭が馬券に絡んでいる2枠には、スマイルとスカーフェイスが入った。同枠に1~4番人気が入った場合の成績が、【3-0-0-2】で勝率60.0%で単勝回収値386なだけに当日の人気は確認をしておきたい。
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文・SPREAD編集部