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RIZINバンタム級王者・堀口恭司は、12月3日(日本時間12月4日、メイン12時~予定)に米コネチカット州のモヒガサン・アリーナで行われる「Bellator MMA 272」で、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティス(米国)とのタイトルマッチに挑む。
かつて、日本人史上初のBellator世界バンタム級王者の座にも就いた堀口にとっては、故障やRIZINでの活躍を経て迎える“日米二冠”奪還をかけた一戦。対戦相手のペティスは2011年にMMAデビューし、RFAやUFCに参戦。20年1月にBellatorへ移籍。今年5月、王者フアン・アーチュレッタをフルラウンドの死闘の末に3-0で下し、Bellator世界バンタム級王者の座に就いた。試合後、ペティスは「Bellator vs. RIZINで、2本目のベルトを取るチャンスだ」と次戦に堀口を指名していた。
「堀口恭司vs.セルジオ・ペティス」の中継、LIVE配信情報、両者のこれまでの戦績などは以下の通り。
結果速報・関連ニュース
勝者:セルジオ・ペティス(4ラウンド KO勝ち)
▼第1ラウンド
序盤から堀口がアグレッシブに攻め、ローキックで飛び込み、テイクダウンを奪う。ペティスはカウンター狙いか慎重な試合運び。手数では圧倒的に堀口が優勢だが、一発を狙う雰囲気を漂わせるペティス。一瞬も見逃せない緊迫した展開で第1ラウンドが終了。
▼第2ラウンド
開始早々、堀口のカーフキックがペティスの脚を捕らえる。さらに再び堀口がテイクダウンを奪い、ケージ際の攻防へ。堀口が腕をとられ一瞬ヒヤリとする場面はあったが、これを回避する。組みの状況で右目下をカットした堀口だが、終始、堀口がリードしている印象。
▼第3ラウンド
ここまで手数で勝った堀口だが、ペティスが打撃を見せ始める。ただ、カーフキックの蓄積かペティスの踏み込みが浅い。ここもテイクダウンを奪った堀口がマウントで自分のかたちに持ち込む。ペティスの下からの攻撃も回避し、総合的に堀口が優勢のまま第3ラウンド終了。
▼第4ラウンド
開始早々からペティスが打撃でプレッシャーをかけてくるが、堀口が巧みに交わしテイクダウンを奪う。場内からブーイングが起こると、ここで堀口が組みを外してスタンディングを誘発。ここで打撃の攻防へ。お互いの距離が縮まったところ、ペティスのバックブローが堀口の顎を完全に捕らえ、大の字に倒れ込んだ堀口。王者ペティスのKO勝利となった。
□ By The Numbers
Here are the final stats from tonight's main event LIVE on @SHOsports. #Bellator272 #AndStill pic.twitter.com/WLjFcFeSkA
— BellatorMMA (@BellatorMMA) December 4, 2021
これまでの戦績
堀口恭司
・プロデビュー年:2010年・戦績:32戦29勝3敗・身長:165センチ・体重:61キロ・所属/年齢:American Top Team/31歳・これまでの主なタイトル:RIZINバンタム級王者、Bellator世界バンタム級王者、修斗世界バンタム級王者
セルジオ・ペティス
・プロデビュー年:2011年・戦績:26戦21勝5敗・身長:165センチ・体重:61キロ・所属/年齢:Roufusport/28歳・これまでの主なタイトル:Bellator世界バンタム級王者、RFAフライ級王者
4日当日の中継/放送/配信時間など
日付 | 時間 | 放送・配信媒体 | 概要 |
---|---|---|---|
12/4(土) | 9:00~/プレリム、12:00~/メイン | U-NEXT | 独占ライブ配信 |
配信終了後準備が整い次第 | ~12月12日 11:59まで | U-NEXT | 見逃し配信 |