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トロント・ブルージェイズのマーカス・セミエン内野手は18日(日本時間19日)、本拠地ロジャース・センターで行われたミネソタ・ツインズ戦に「2番・二塁」でスタメン出場。4回に今季40号となる本塁打を放ち、5打数1安打1打点で打率.268。
チームはツインズに6−2で勝利し、貯金を18とした。
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■本塁打王争いで新たなライバルとなるか
セミエンはア・リーグの本塁打王争いで新たなライバルとなるかもしれない。現在、チームメートのブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)とは6本の差があるものの、9月は8本の本塁打を放つなどペースを上げてきている。今日の試合では、2点ビハインドの4回に相手先発のベイリー・オーバーが投じた速球系のボールを捉え、レフトスタンドに運んだ。これでセミエンは今季40号の大台に乗せた。
この本塁打にブルージェイズの公式Twitterは、「セミエンは昨日誕生日、今日は40号、悪い週末ではないですよね」と賛辞を送っている。また、カナダの放送局「Sportsnet」は「今シーズン40本以上打った選手は4人おり、その中の2人はブルージェイズの選手です」と自チームから40本以上打った選手が2人もいることを絶賛した。
これで本塁打王争いはゲレーロJr.が46本、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)が45本、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が44本、セミエンが40本とまったく予測がつかない争いになりそうだ。
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文・SPREAD編集部
Yesterday: 31st birthday
Today: 40th homer of the seasonNot a bad weekend, huh? □ pic.twitter.com/uaSwpoBN6f
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 18, 2021