【新潟記念/追い切りジャッジ】「S」評価は前走惨敗の伏兵馬 闘志満々で「絶好の状態で臨めそう」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【新潟記念/追い切りジャッジ】「S」評価は前走惨敗の伏兵馬 闘志満々で「絶好の状態で臨めそう」

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【新潟記念/追い切りジャッジ】「S」評価は前走惨敗の伏兵馬 闘志満々で「絶好の状態で臨めそう」
  • 【新潟記念/追い切りジャッジ】「S」評価は前走惨敗の伏兵馬 闘志満々で「絶好の状態で臨めそう」

■ヤシャマル


【中間調整】3連勝の勢いに乗り、オープン昇級初戦となる前走・エプソムCに参戦。好位追走から伸びを欠き、連勝ストップの9着とほろ苦い結果に終わったが、逃げ馬が作った速い流れのなか正攻法で臨み0秒7差ならそこまで悲観しなくていいだろう。次走を新潟記念に設定し、中間は放牧で休養。8月初頭に帰厩し、8日にウッド14-14で初時計を出している。以降、ウッド中心の併せ馬でじっくり乗り込めているあたり、休養効果でさらに逞しくなったようだ。1週前追いには菅原明騎手が騎乗し、7Fから時計を出す意欲的な内容を消化。最後は目一杯まで負荷を掛けられ、豪快な伸びを示した。


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【最終追い切り】1週前追いが実質の最終追いだったので、今週は坂路で終いだけ重点の併せ馬。目一杯追われる相手をアオり、併入に持ち込んだ。格下相手ではあったが、終始闘志満々で反応は機敏。鞍上が仕掛ければいくらでも突き放せそうな雰囲気に好感が持てる。


【見解】以前は実戦でも調教でも追って追ってようやくジワりと伸びるような面があったが、この中間は反応が良化。特に最終追いの機敏さ、滑らかな加速ぶりは目を惹いた。時間を掛けての乗り込みで心肺機能は十分に仕上がっているし、気持ちの乗りも最高潮といった雰囲気。休み明けから走れる気性の持ち主でもあり、絶好の状態で臨めそう。


総合評価「S」


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著者プロフィール


西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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