【高校野球】春夏連続出場の京都国際が前橋育英と対戦へ 聖地で注目された校歌は再び鳴り響くか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】春夏連続出場の京都国際が前橋育英と対戦へ 聖地で注目された校歌は再び鳴り響くか

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【高校野球】春夏連続出場の京都国際が前橋育英と対戦へ 聖地で注目された校歌は再び鳴り響くか
  • 【高校野球】春夏連続出場の京都国際が前橋育英と対戦へ 聖地で注目された校歌は再び鳴り響くか

第103回全国高等学校野球選手権大会の第6日は19日、甲子園球場で4試合が行われる。


17日に行われた大阪桐蔭(大阪)vs.東海大菅生(西東京)という1回戦屈指の好カードは、大阪桐蔭が8回途中降雨コールドゲームで勝利。その後行われる予定だった試合は天候不良のため順延となり、日程が再調整された。


19日には、センバツで「韓国語の校歌」も話題を集めた京都国際(京都)と、5大会連続6度目の出場となる前橋育英(群馬)による好カードが予定されている。


◆京都国際の韓国語校歌が聖地に鳴り響く 歌詞「東海」は「東の海」に


■「パワーアップ」した京都国際


春夏連続出場となった京都国際。センバツでは初戦の柴田戦で甲子園初勝利を挙げ、聖地に校歌が高らかに流れた。続く2回戦は、東海大菅生相手に9回サヨナラ負けを喫したが、悔しさをバネに甲子園に戻ってきた。春も好投した今大会注目左腕、2年生エースの森下瑠大は今夏も好調で、140キロ越えの直球とスライダーを武器に地方大会では34回1/3を投げて31三振を奪い、チームを甲子園に導いた。


打撃陣も好調で、1番武田侑大、2番金田大記、3番植西龍雅の上位打線が5割近い打率を残し、4番に座る中川勇斗が走者を返すという非常にバランスの取れた攻撃を仕掛けるチームへと成長した。


地方大会では準決勝(11-8)、決勝(6-4)といずれも接戦をモノにする試合運びを披露。春には「韓国語の校歌」で一躍注目を浴びた新星校だったが、この夏は校歌だけではなく「実力校」としても注目されるだろう。


■強打の健大高崎に競り勝った前橋育英


一方の前橋育英も、5大会連続6度目の出場となる強豪。エース右腕の外丸東真は、地方大会決勝で健大高崎打線相手に延長12回4安打1失点の力投で優勝に大きく貢献した。最速144キロ右腕はゲームメイクに長けており、テンポの良い投球から凡打の山を築き上げる。エースを支える野手陣もわずか1失策と鉄壁の守備を誇った。


打撃陣を牽引するのはチームの主将でもあり、4番に座る皆川岳飛。皆川は今夏、3試合連続本塁打を放つなど圧倒的なパワーをみせており、チャンスにも強い「頼れる4番」だ。その前を打つ3番の岡田啓吾は、2年生ながら打率.409をマークし決勝でも試合を決める勝ち越し2ランを放っている。


2013年の夏の甲子園では髙橋光成(現・西武)を擁し全国優勝を果たした名門が、京都国際の好投手・森下にどう立ち向かうか注目だ。


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第6日 8月19日(木)


近江(滋賀)vs.日大東北(福島)


西日本短大付(福岡)vs.二松学舎大付(東東京)


京都国際(京都)vs.前橋育英(群馬)


作新学院(栃木)vs.高松商(香川)


文・SPREAD編集部

《SPREAD》
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