【東京五輪/サッカー】決勝進出かけスペインと”ガチ対決” Wエース中心の攻撃がメダルにつながる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【東京五輪/サッカー】決勝進出かけスペインと”ガチ対決” Wエース中心の攻撃がメダルにつながる

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【東京五輪/サッカー】決勝進出かけスペインと”ガチ対決” Wエース中心の攻撃がメダルにつながる
  • 【東京五輪/サッカー】決勝進出かけスペインと”ガチ対決” Wエース中心の攻撃がメダルにつながる

サッカー男子代表は3日、準決勝で優勝候補のスペインと対戦する。勝てば、史上初の決勝進出と1968年メキシコ五輪「銅」以来、53年ぶりのメダル獲得が確定する。


日本サッカー界の歴史に新たな1ページを刻むか。注目の試合は、埼玉スタジアムで20時キックオフとなっている。


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■充実したメンバー同士によるガチ対決


グループステージを3戦全勝で駆け抜け、準々決勝ではニュージーランドをPK戦の末に下した若き日本代表。次に対峙するのは、優勝候補の呼び声高いスペインだ。


同じ欧州の強豪ドイツやフランスが思うようなメンバーを集められず、敗退の憂き目にあったのとは対照的に、スペインは各クラブの協力を得て充実したメンバーの招集に成功。ここまで順当に勝ち上がってきた。


日本も森保一監督が望むメンバーをほぼ招集できており、つまりスペインとは言い訳無用の“ガチメンバー同士によるガチ対決”となる。ドイツやフランス、あるいはアルゼンチンの名前が決勝トーナメント表にないように、五輪サッカーは世界のサッカー勢力図を反映しているとは言い難い。


しかし、日本にとっては本気の“無敵艦隊”と勝負できる数少ない機会。真っ向勝負を期待したい。


■意外にも苦戦続くスペインには疲労の色


勝機はあると言っていい。スペインはグループステージ3戦で、わずか2点しか挙げられていない。それでも、しっかり首位通過するあたりは試合巧者とも言えるが、本調子ではないのは確か。スペインメディアは苦戦の理由に「疲労」を指摘する。


中心選手で攻撃のタクトを振るうMFペドリは、昨季バルセロナで公式戦50試合以上出場し、シーズン終了後は欧州選手権に参加。そして、その足で来日というハード日程をこなしている。


18歳の身体が負担を抱えるのも当然で、スペイン国内では「ペドリ本来のパフォーマンスではない」という論調が目立つ。ペドリ含めて今回のメンバーには欧州選手権に出場した選手が6人おり、実力面ではチームにとっては頼もしい反面、シーズンの激闘 → 欧州選手権 → 五輪へ直行という弊害は覆い隠せないようだ。


もちろん、世界のサッカー界に君臨する“無敵艦隊”は、疲労というハンデを抱えてもなお強い。特に警戒が必要なのは、初戦で負傷し、戦列を離れていたゲームメイカーのMFセバージョス(レアル・マドリー)だ。


今度の日本戦からの復帰がささやかれるこのOA枠の選手は、攻撃にリズムを生み出し、スペインの誇るポゼッションサッカーの肝となる存在。ベンチスタートとなったとしても、日本にとっては怖い存在だ。


■日本がスペインに勝利するには


日本は久保建英(レアル・マドリー)、堂安律(PSVアイントフォーヘン)を中心に攻撃的な姿勢を貫きたい。ここまでの2人は、お互いをうまく使い、使われることでゴールを生んできた。このダブルエース+相馬勇紀(名古屋グランパス)、林大地(サガン鳥栖)らの連携は攻守において効いており、スペイン攻略の糸口になるはずだ。


そもそも、どんなに守りを固めたとしても、スペイン相手に無失点で切り抜けることは難しい。準々決勝のコートジボワール戦では延長戦だけで3点取るなど、スペインが繰り出す攻撃はやはり破壊力十分。点は取られる、ならば日本も取るしか道はない。


これまで見せてきた前線からの積極的な守備や連動したプレスでボールを奪い、スペインゴールへ一気に迫りたい。それが、歴史的勝利を手繰り寄せるはずだ。


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試合情報


日本-スペイン試合開始:日本時間8月3日(火)20:00中継情報:日本テレビ系列


文・SPREAD編集部


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《SPREAD》
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