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第69回・クイーンS(GIII、芝1800m)の枠順が30日、発表された。
ヴィクトリアマイル3着のマジックキャッスルは5枠6番に、同じ国枝厩舎のドナアトラエンテは同枠の5枠5番に、ヴィクトリアマイル5着のシゲルピンクダイヤは8枠12番、マーメイドSを勝利したシャムロックヒルは8枠11番に入った。
例年のクイーンSは札幌開催だったが今年は変則開催で函館芝1800mでの施行となる。この記事では過去10年、牝馬限定戦で行われた函館芝1800mの枠順データを読み解き予想に役立つようなデータを紹介する。
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■国枝厩舎期待の2頭が入った5枠はハイアベレージ
上位人気が予想されるマジックキャッスル、ドナアトラエンテの5枠は、過去10年で【6-6-5-45】と勝率、連対率、複勝率ともにトップに近い数値を誇る。
一方、勝率が2.0%と振るわない2枠には、北の大地ではデビュー以来掲示板を外したことがないイカットが入った。枠順データ的には、頭を狙うよりも2・3着狙いで押さえまでとしたい。
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■荒れる牝馬限定戦には欠かせない1枠
複勝率37.0%とトップの数値を誇る1枠を読み解くと、過去10年で【4-6-7-29】となっており、17回も馬券内に好走している。また単勝回収値も136%と比較的人気がない馬も好走している。今回1枠に入ったクラヴァシュドールはそこまで人気を背負わずにレースを迎えられそうで、この馬が好枠をいかして穴をあけることも警戒しておきたい。
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文・SPREAD編集部