【アイビスSD/追い切りジャッジ】千直の鬼ライオンボスに辛口評価「B」 例年と異なる調整で「万全ではない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【アイビスSD/追い切りジャッジ】千直の鬼ライオンボスに辛口評価「B」 例年と異なる調整で「万全ではない」

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【アイビスSD/追い切りジャッジ】千直の鬼ライオンボスに辛口評価「B」 例年と異なる調整で「万全ではない」
  • 【アイビスSD/追い切りジャッジ】千直の鬼ライオンボスに辛口評価「B」 例年と異なる調整で「万全ではない」

■ライオンボス


【中間調整】“千直の鬼”とも言うべき実績を誇るが、前走・韋駄天Sは1番人気を裏切る9着に終わった。ただし福島競馬中止の余波で、春の新潟は異例のロングラン開催。その最終日で相当傷みが進んでいた馬場に苦労したようだし、斤量58キロもさすがに苦しかったか。その後、短期放牧で立て直され、7月11日の坂路15-15が帰厩後の初時計。14日にウッドで2頭を追走する併せ馬を行い、やや反応の鈍さを感じさせたが最後は力強く抜け出した。


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【最終追い切り】1週前で強い負荷を掛けており、レース当週はポリトラックで確認程度の内容。時計は平凡だが、後方からの馬を意識しつつ馬場の外めを走る直線競馬の予行演習がしっかりできたのはいい。


【見解】最終追いをポリトラックでサラッと流すのは一昨年、昨年と同様。ただし、過去2年は1週前追いでも負荷を掛けず、馬自らが気持ちを乗せてスパッと切れていたが、今年の1週前は結構な負荷を掛けていたあたりがどうか。中間、牧場での調整がそこまで進んでおらず、致し方なくトレセンで負荷を強めざるを得なかったのかも。恥ずかしくない競馬はできそうだが、万全とまでは言い切れない。


総合評価「B」


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著者プロフィール


西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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