ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は6日(日本時間7日)、エンゼル・スタジアムでのボストン・レッドソックス戦に「2番・投手」で先発出場。7回5安打2失点の好投で今季4勝目を挙げた。防御率は3.49。大谷はこの勝利で日米通算50勝に到達した。
打者としてはタイムリー二塁打を放つなど、4打数1安打1打点で打率は.276。試合はエンゼルスが5-3で勝利し、貯金を1とした。
◆【実際の映像】この笑顔と対応を見ると「マジでオオタニを愛さずにはいられない」、SNSで拡散され絶賛された大谷翔平の“気遣い”
■制球難克服で7回まで好投
大谷は1回表にJ.D.マルティネスに犠牲フライを許し1点を失うも、その後は安定した投球を披露。最速159キロのストレート、スプリット、カーブ、カットボールと多彩な球種を駆使して5回まで追加点を許さない。
6回は2死からマルティネスに左前への適時打を打たれ2点目を失い、続くボガーツにも右中間への大飛球を許すが、この当たりをレガレスがフェンス際でジャンピングキャッチ。過去にゴールドグラブ賞も受賞するなど、守備に定評のある名手らしいファインプレーが大谷を救った。
大谷は今季最長となる7回を投げぬき、5安打4奪三振2失点の好投。全89球中ストライクは65球、今季2度目の無四球投球とコントロールの安定が好投を呼び込んだ。前回登板のヤンキース戦では1回途中で5四死球、自己ワーストの7失点を喫していたが、“制球難”を克服した格好だ。
打者としては先制点を許した直後の第1打席で、相手先発・イオバルディの変化球を捉えライト線へ同点のタイムリー二塁打を放つなど4打数1安打1打点。自らを援護する一打で、節目の日米通算50勝目を挙げた。
◆【実際の映像】大谷4勝目はこのビックプレーなしでは生まれなかった…ホームランを“強奪し”大谷翔平を救った中堅レガレスの超ファインプレー
◆【実際の映像】この笑顔と対応を見ると「マジでオオタニを愛さずにはいられない」、SNSで拡散され絶賛された大谷翔平の“気遣い”
◆大谷翔平、7回2失点で4勝目 折れたバットへの対応も話題に「スポーツ界の歴史上で最も完璧なスター」
文・SPREAD編集部
大谷翔平を救った、中堅レガレスの超ファインプレー
That saved not Juan, but two runs. pic.twitter.com/q8pE62wIgR
— Los Angeles Angels (@Angels) July 7, 2021