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交流戦ラストのカードを前に、セ・リーグ37勝に対して、パ・リーグが39勝(11分)と、ついにパが勝利数で逆転。順位も首位タイにオリックスと楽天が並び、中日、DeNAが追う展開となった。
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■6/11〜6/13:楽天 vs 阪神(楽天生命パーク)
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セパの首位対決は交流戦優勝を争うカードとなる。3カード連続勝ち越し中の楽天は涌井秀章、田中将大、早川隆久の最強先発トリオで頂点を目指す。打線はリーグ打点王の4番・島内宏明を中心に、6月の月間打率.432の鈴木大地、同.375の岡島豪郎など好調な選手が多く、6月の月間成績は7勝2敗と勢いもある。
交流戦優勝へ3連勝しかない阪神は、4日の緊急昇格後、160キロをマークするなど中継ぎで3戦連続無失点の藤浪晋太郎が復活の兆し。大物ルーキー・佐藤輝明と日米通算179勝の田中との初対決も注目だ。
■6/11〜6/13:西武 vs 中日(メットライフドーム)
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上位2チームと0.5ゲーム差で交流戦初優勝を狙う中日は、初戦に先発予定の大野雄大が過去の西武戦で4試合に先発して2完投勝利と好相性を誇る。
打線ではビシエドが19試合連続安打中と絶好調。交流戦首位打者(6月10日終了時点で打率.446のトップ。2位は楽天・小深田大翔で打率.404)へと突っ走ることができるか。西武は平良海馬が開幕からの連続無失点記録の日本新記録更新(32試合)に王手をかけた。
■6/11〜6/13:ソフトバンク vs ヤクルト(PayPayドーム)
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交流戦優勝の可能性が消えたソフトバンクは、マルティネスが自身5連勝と交流戦最多タイの3勝目を狙う。
ヤクルトは抑えのマクガフが交流戦トップタイの6セーブをマークしており、打者では村上宗隆が同2位の5本塁打でトップの座をうかがう。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB