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女子テニスで世界ランク2位の大坂なおみが、14日開幕のベット1・オープン(ベルリン)を欠場することが7日、明らかになった。
ベット1・オープンは28日に開幕するウィンブルドン選手権の前哨戦に位置づけられており、大坂にとっては赤土同様に苦手とする芝コートのシーズン初戦となるはずであった。
複数の海外メディアもこの欠場について報じており、「オオサカはマネージメントとの会話を経て、休養をとることになった」という大会側のコメントを紹介している。
大坂は5月27日に自身のTwitterで、全仏オープンでは記者会見に応じない意向を明らかにすると、1日には同Twitterでうつ病に苦しんでいることを告白。全仏オープン2回戦からの棄権を表明していた。「少しの間、コートから離れようと思っている」としているが、ウィンブルドンや東京五輪に向けての復帰時期については未確定となっている。
◆全仏棄権の裏にあった素直さとジレンマ 大坂なおみが再び輝くために
◆大坂なおみ、ツイッターで全仏棄権表明、うつ病も告白「少しの間、コートから離れようと思う」
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文・SPREAD編集部