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プロ野球・交流戦は、6日までに各球団10試合前後を消化した。例年同様に、リーグ戦順位通りの展開とはならず、好不調の差が少しづつ顕著となっている。
ここでは、交流戦での主な打撃成績上位選手をピックアップする(※成績は6日終了時点)。
【一覧】ルーキー、助っ人、意外な選手もランクイン……交流戦打率ランキング
■ドラゴンズ躍進の要はビシエド
打率ランキング
1位 ビシエド(中日).4422位 森友哉(西武).4322位 青木宣親(ヤクルト).4324位 林晃汰(広島).4295位 吉川尚輝(巨人).4096位 福田周平(オリックス).4047位 塩見泰隆(ヤクルト).4008位 岡島豪郎(楽天).3969位 T-岡田(オリックス).38910位 鈴木大地(楽天).380
7選手が打率4割以上を記録しているが、トップに輝いたのは中日・ビシエド。現在16試合連続で安打を記録しており、交流戦首位タイと躍進した中日のキーマンとなっている。
巧打者タイプの打者が多く名を連ねているが、注目は広島の高卒3年目・林晃汰。将来の主軸候補と目される若武者は、5日の試合で楽天・田中将大から2号ソロを放つなど、評価を高めている。
本塁打ランキング
1位 オースティン(DeNA)5本1位 ソト(DeNA)5本1位 佐藤輝明(阪神)5本4位 岡島豪郎(楽天)4本4位 山川穂高(西武)4本4位 村上宗隆(ヤクルト)4本以下、7位 ビシエド(中日)3本 森友哉(西武)3本 塩見泰隆(ヤクルト)3本 吉田正尚(オリックス)3本 栗原陵矢(ソフトバンク)3本 レアード(ロッテ)3本 柳田悠岐(ソフトバンク)3本 スモーク(巨人)3本 マーティン(ロッテ)3本 甲斐拓也(ソフトバンク)3本 マルテ(阪神)3本 岡本和真(巨人)3本
DeNAの助っ人大砲コンビが同数で首位に。オースティン、ソトともに今季は開幕後のチーム合流となったが、交流戦で一気に量産体制へ突入した。
また、勢いが衰えない阪神のルーキー・佐藤輝明もここまで5本塁打でトップタイ。新人選手としては歴代最多の本数となっている。
セ・リーグ打点トップはDeNAの守備職人
打点ランキング
1位 吉田正尚(オリックス)15点2位 島内宏明(楽天)13点3位 大和(DeNA)12点4位 青木宣親(ヤクルト)11点以下、5位 オースティン(DeNA)10点 ソト(DeNA)10点 村上宗隆(ヤクルト)10点 山田哲人(ヤクルト)10点 紅林弘太郎(オリックス)10点 レアード(ロッテ)10点 角中勝也(ロッテ)10点
オリックス・吉田正尚を楽天・島内宏明が追走する展開となっている。中軸として出場するケースの多い両者だけに、チームの期待に応えている証だろう。
セ・リーグ選手での最上位は守備が持ち味のDeNA・大和。8番での起用が増えてから打撃の調子が右肩上がりとなっており、現在6試合連続安打、4試合連続打点を継続中。チームの交流戦首位タイに大きく貢献している。
◆データで交流戦首位打者を予想 ビシエドを追走する「絶好調の大ベテラン」はここ4試合で10安打
◆残り2カードの交流戦、要注目は“いぶし銀” SB・和田、De・大和らベテランが存在感を発揮
◆楽天・早川かオリ・宮城か、それとも…パ・リーグ新人王を争う4投手をデータで比較
文・SPREAD編集部
ルーキー、助っ人、意外な選手もランクイン……交流戦打率ランキング
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交流戦打率ランキング