
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、エンゼルス・スタジアムで行われたシアトル・マリナーズとの試合に「2番DH」でスタメン出場し、花巻東の先輩でもある先発・菊池雄星と対戦した。第1打席にセンター越えの16号ソロを放つなど2安打2打点と活躍。エンゼルスは12-5でマリナーズに快勝した。
◆【動画】「花巻東対決」第1打席でいきなりこの特大アーチ、大谷翔平の打球速度181キロ&飛距離133メートル弾
■現地メディアは「ショウヘイ・オオタニは本当にとんでもない」と称賛
高校時代の先輩・菊池との2年ぶりの対戦で注目を集める中、初回第1打席に真ん中の94.3マイル(152キロ)のカットボールをフルスイング。打球はエンゼル・スタジアム名物センターの岩山に飛び込んだ。時速181キロ、133mと持ち前のパワーを見せつけた。さらに8回には貴重な追加となる適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
各現地メディアからも絶賛の嵐を呼んだ。米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者はTwitterで「10奪三振をした次の日に本塁打ランキングトップに迫るホームランを放つとはありえない」と称えている。
さらに米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLBアナリストのベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニなら左対左でもセンターの1番深いところまで飛ばせる」とコメントしている。
ホームランダービートップに2本差と迫った大谷の投打に今後とも注目だ。
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文・SPREAD編集部
■米メディアも衝撃 133メートルのバックスクリーン弾
【 #エンゼルス 】#大谷翔平 が先輩 #菊池雄星 を捉えて第16号先制ソロホームラン!!しかし雄星も3回終了時点でこの1失点に抑えており、すでに7個の三振を奪っています □ #日本人選手情報 pic.twitter.com/W9ZdhVHuDe
— MLB Japan (@MLBJapan) June 6, 2021