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セ・パ交流戦は、セ・リーグの25勝19敗7分と予想外の展開で前半戦を終えた。特にリーグ戦ではBクラスの中日、DeNAがいずれも3カード負け越しなしと“強いパ・リーグ”を圧倒している。
◆【セ・パ交流戦見どころ】ソフトバンクに負けなしのDeNA、この勢いで打線不調のロッテに勝ち越すか
■6/4〜6/6:中日 vs オリックス(バンテリンドーム)
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ここまでの交流戦で唯一、チーム防御率が2点台(2.93)と投手力が際立つ中日が、同チーム得点12球団トップ(59得点)のオリックスと対戦するカードが注目。初戦は中日が大野雄大、オリックスは山本由伸と昨季のリーグ奪三振王同士の投げ合いとなる。
交流戦のチーム得点が11位(28得点)の中日だが、3日のロッテ戦でスタメン出場して今季初本塁打を放った井領雅貴が、オリックス戦の通算成績で14打数7安打の打率.500をマークしている。オリックスは19歳の紅林弘太郎が6試合連続安打中で、阪神との3連戦では計7打点とポイントゲッターとなった。矛と盾、どちらに軍配が上がるか。
■6/4〜6/6:阪神 vs ソフトバンク(甲子園球場)
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交流戦2カードで負け越して4勝5敗と、やや勢いの止まった感もある阪神だが、ルーキー中野拓夢が最近5試合で19打数7安打の打率.368と好調をキープしている。
ここまで交流戦11位(2勝5敗2分)と苦しんでいるソフトバンクは、第2戦に先発予定のマルティネスが自身3連勝中と好調。両チームにとって交流戦の正念場となる重要な3連戦になる。
■6/4〜6/6:広島 vs 楽天(マツダスタジアム)
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広島は1ヶ月ぶりの一軍復帰となる會澤翼が、初戦に対戦する涌井秀章から通算11打数4安打と相性がいい。
楽天は19年の交流戦で最多安打の鈴木大地が4戦連続マルチ安打、ヤクルトとの3連戦では12打数6安打と調子を上げている。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB