【日本ダービー/追い切りジャッジ】エフフォーリアは2番手評価「A」、動き上々も回復に若干手間取ったか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【日本ダービー/追い切りジャッジ】エフフォーリアは2番手評価「A」、動き上々も回復に若干手間取ったか

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【日本ダービー/追い切りジャッジ】エフフォーリアは2番手評価「A」、動き上々も回復に若干手間取ったか
  • 【日本ダービー/追い切りジャッジ】エフフォーリアは2番手評価「A」、動き上々も回復に若干手間取ったか

■エフフォーリア


【中間調整】前走の皐月賞は自身初の中山戦だったが、それをモノともせず3馬身差の圧勝。その後、無敗の2冠達成へノーザンファーム天栄でリフレッシュを図り、13日に美浦へ帰厩している。しばらくケアに時間を使い、16日の坂路14-14が中間の初時計。19日に横山武史騎手騎乗で美浦ウッドの併せ馬を行ったが、ここではじっくり構えて、最後の最後で目標の馬を捉えてみせた。鞍上の指示を待てる余裕があり、仕掛けられての反応も上々。


【最終追い切り】レース当週も横山武騎手騎乗、美浦ウッドでの併せ馬。前後に馬を置く3頭併せで、4角で3頭が密集しタイトな状態となったが、動じることなく巧みなコーナーワークから抜け出してみせた。手応えは終始楽だったが、それでも自然といい時計が出せたあたり、走ることへのモチベーションは相当高そうだ。鞍上との呼吸もしっかり合っていたのも好感が持てる。


【見解】皐月賞時は2週前追いをトレセンで行っていたし、本来ならあと少し早く美浦へ戻ってきたかったはずだが、13日に帰厩というのは皐月賞からの回復に若干手間取ったのかもしれない。それでも1週前、今週の動きは申し分なく杞憂としていいだろう。最終追いでは、横並びとなった時点でちょっとでも手綱を緩めれば一気に突き抜けそうな迫力を感じさせており、いい意味で気持ちは張り詰めている。高いレベルで好調を保ち、いざ祭典へ。


総合評価「A」


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著者プロフィール


西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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