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プロ野球は23日、セ・パ12球団6試合が行われる。セ・リーグでは開幕から好調の阪神の勢いが目立つ一方で、パ・リーグは混戦模様となっている。
打者に目を移すと絶好調の広島・菊池涼介や、DeNA期待のルーキー・牧秀悟の奮闘も目立っているが、ここでは「直近5試合」(※17日~22日の開催5試合が対象)での打率トップ10を振り返る。
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■阪神&オリックスの“関西勢”から6選手がランクイン
この期間での打率トップはロッテ・中村奨吾。22日には猛打賞を記録するなど、5試合で14打数7安打の活躍を見せた。
また、阪神とオリックスの“関西勢”も打撃好調だ。阪神からは大山悠輔、マルテ、近本光司が名を連ね、勢いに乗るチーム状況を表している。オリックスからは、安達了一、吉田正尚、杉本裕太郎の3選手がランクイン。22日の西武戦では9回裏に4点を奪い劇的なサヨナラ勝利を決めるなど、今季は打線の繋がりを感じさせるシーンも多い。殊勲打を放った“ラオウ”こと杉本は、ここ5試合で6安打6打点と、勝負強さを発揮している。
直近5試合の打率ランキングトップ10は以下の通り。
球団 | 選手 | 率 | 打 | 安 | 本 |
---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 中村奨吾 | .500 | 14 | 7 | 0 |
オリックス | 安達了一 | .471 | 17 | 8 | 0 |
オリックス | 吉田正尚 | .444 | 18 | 8 | 2 |
阪神 | 大山悠輔 | .444 | 18 | 8 | 2 |
阪神 | マルテ | .421 | 19 | 8 | 4 |
阪神 | 近本光司 | .381 | 21 | 8 | 1 |
ロッテ | 荻野貴司 | .381 | 21 | 8 | 0 |
巨人 | 梶谷隆幸 | .381 | 21 | 8 | 1 |
オリックス | 杉本裕太郎 | .375 | 16 | 6 | 1 |
ソフトバンク | 中村晃 | .368 | 19 | 7 | 1 |
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部