テニスの全豪オープンは18日、女子シングルスの準決勝がロッド・レーバー・アリーナで行われ、世界ランキング3位で第3シードの大坂なおみ(日本)が同11位で第10シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-3、6-4でストレート勝ち、2年ぶりの決勝進出を果たした。
4度目の四大大会優勝がかかる大坂だが、決勝の相手は同24位・第22シードのジェニファー・ブレイディ(米国)に決まった。
■これまでの直接対決では大坂が勝ち越し
大坂とブレイディはこれまでに3度対戦し、大坂が2勝1敗と勝ち越している。大坂が優勝した2020年の全米オープンでは、準決勝で7-6、3-6、6-3の熱戦を繰り広げた。
ここまで持ち味の強打をいかんなく発揮し、安定した戦いぶりで決勝に進出した大坂だが、これまで四大大会で準々決勝まで進出すると、その全てで優勝を成し遂げている。
また、海外大手ブックメーカーも大坂の全豪制覇を本命視。業界最大手の「bet365」では、大坂の優勝に対して「1.22倍」のオッズを設定(ブレイディ勝利には「4.50倍)。英国の大手ブックメーカー「William Hill」も同様のオッズを設定しており、大坂による全豪制覇への高い期待を表している。
注目の決勝は、20日の17時30分(日本時間)に行われる。
■全豪オープンでの両者の主なスタッツ
エース数
大坂なおみ:44(1位)
ブレイディ:32(3位)
サーブの最高球速
大坂なおみ:197キロ(3位)
ブレイディ:191キロ(11位)
ダブルフォルト数
大坂なおみ:20
ブレイディ:13
ファーストサーブの得点率
大坂なおみ:79%(2位)
ブレイディ:77%(5位)
※順位は全豪参加の女子選手が対象
文・SPREAD編集部