米プロバスケットボールNBAのラプターズは2日(日本時間3日)、マジック相手に123-105で勝利。ツーウェー契約を結ぶ渡邊雄太も11分5秒のプレーで、2得点1リバウンドを記録した。
◆【動画】献身的なディフェンスでも評価高まる渡邊雄太 現地実況も大興奮の豪快ブロック
この試合で自己最多の7試合連続出場となった渡邊は、途中出場のケースでもチームへの貢献を続けている。現地では渡邊への注目度も日に日に増しており、チーム公式サイトや海外メディアも賛辞を送っている。
■ナースHCも渡邊のプレーに手応え
地元メディア「FanNation」(Sports Ilustratedの系列メディア)は1日(同2日)、直近の渡邊の活躍に伴い特集を掲載している。
記事では「ラプターズは新しい宝石を見つけた。ユウタ・ワタナベはついに自身がNBA級のプレイヤーであると証明しつつある」と切り出し、ニック・ナースHCのコメントを紹介している。
ナースHCは渡邊のプレーについて「ミスをしないし、相手と競り合い続けている」と高く評価している。
また、渡邊自身も「こういったチャンスをつかめるとは思っていなかった。自分が何をできるかを、コーチやフロントオフィス、チームメイトに披露してきた。ツーウェー契約を結んで、今はチャンスをつかめている。自分自身と今プレーできていることを誇りに思う」と明かしており、今季の活躍に対して手応えを感じているよう。
■献身的なディフェンス面も高評価
翌2日には、ラプターズ公式サイトも渡邊の特集を掲載。
記事では渡邊について「フロアに立てばいつも活気溢れるプレーを披露している。献身的なディフェンスをみせ、恐れ知らずの姿勢でもチームを助けている」と評しており、努力が現在の好結果につながっているとしている。
出場だけでなく、限られた時間内で結果も残すことで渡邊に対する周囲の評価は急上昇している。奮闘を続けるなかで、本契約への機運も少しづつ、しかし確実に高まっている。
文・SPREAD編集部