【総合格闘技】「たまには喧嘩させてください」 弥益ドミネーターが「RIZIN.26」vs朝倉未来に抱く思いとは? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【総合格闘技】「たまには喧嘩させてください」 弥益ドミネーターが「RIZIN.26」vs朝倉未来に抱く思いとは?

新着 ビジネス
【総合格闘技】「たまには喧嘩させてください」 弥益ドミネーターが「RIZIN.26」vs朝倉未来に抱く思いとは?
  • 【総合格闘技】「たまには喧嘩させてください」 弥益ドミネーターが「RIZIN.26」vs朝倉未来に抱く思いとは?

12月31日のさいたまスーパーアリーナ「Yogibo presents RIZIN.26」の追加対戦カード発表記者会見が10日、都内にて行われ、4試合の追加カードが発表された。


前回大会「RIZIN.25」のメインとして行われたRIZINフェザー級王座決定戦で、斎藤裕に0-3の判定負けを喫した朝倉未来は、中39日での強行戦となるが、その対戦相手は、一般企業での会社員と格闘家の2足のわらじを履く弥益ドミネーター聡志だ。


自身が朝倉の対戦相手となったことに対して弥益は、「素晴らしいリスクマネジメント」と皮肉気味に語ったが、記者会見でのコメントの節々からは、第9代DEEPフェザー級王者としての秘めたプライドも強く感じられた。


■RIZIN.26参戦は「最上級のオファー」


弥益は9月に牛久絢太郎に破れ、DEEP王座から陥落。その状況下でのRIZIN.26参戦を「最上級のオファー」と表現し、この一戦にかける思いを静かに、しかし力強く語った。


「今まで自分は会社員として働きながら格闘技をやってきたのですが、ある程度そこに誇りを持っています。そこをできるだけ汚さないように、自分も挑戦の気持ちを忘れないように、受けさせていただきました。


現状、自分は“朝倉選手の対戦相手”でしかないと思っているので、試合までの過程、試合を含めて皆さんに見てもらって、“朝倉選手の対戦相手”という存在から、“弥益ドミネーター聡志”という、一人の選手になれたらいいなと。そこを目指していきたいと思っています。


もちろん勝ちにいきますよ。どんな勝ち方?KOですね」


■「たまには喧嘩させてください、お願いします」


朝倉の印象について、「斎藤チャンプに負けて幻想みたいなものは崩れたかもしれないですが、それで浮き彫りになってきたのは、単純に強い選手という姿」と敬意を示しながらも、会社員としての顔も持つ弥益らしい台詞で燃えたぎる闘志をアピールした。


自分も(試合の)早い段階で喧嘩できればと思っているので。たまには喧嘩させてください、お願いします


一方の朝倉も「昔に戻ってと言うか、狂気的な朝倉未来を出していこうかな、と思います」と、前戦での不完全燃焼払拭への姿勢を示しており、年末の大一番にふさわしい激突となりそうだ。


“アンダードッグ扱い”では終わらせない。会社員であり格闘家でもある弥益が、二つの誇りを拳に込めた「喧嘩」で大晦日を熱くする。


文・SPREAD編集部

《SPREAD》
page top