Jリーグクラブがボランティアに依頼している活動は「終了後清掃」がトップ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

Jリーグクラブがボランティアに依頼している活動は「終了後清掃」がトップ

スポーツ 短信
Jリーグクラブがボランティアに依頼している活動は「終了後清掃」がトップ
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笹川スポーツ財団は、「Jリーグクラブのボランティアに関する調査」を実施し、その結果を発表した。調査対象は、J1~J3のJリーグ全55クラブ。

1990年代後半から一部のクラブで活動が始まり、その後すべてのクラブに広まったJリーグのホームゲーム運営のボランティアは、来場者へのおもてなし(ホスピタリティ)を主な役割にしているが、活動の幅を徐々に広げ、クラブに不可欠な存在に成長してきた。今回、ホームゲームの運営だけでなく、それ以外での多岐にわたるボランティア活動の実態を明らかにした。

ホームゲームの運営でクラブがボランティアに依頼している活動として25種類をリストアップし、ボランティアへの依頼状況、業務委託先の有給スタッフへの依頼状況をあわせて尋ねたところ、ボランティアへの依頼は「終了後清掃(椅子まわりの掃除やゴミ拾い)」が88.0%を占めた。以下、「配布作業(無料のマッチデープログラム含む)」85.5%、「インフォメーション・場内案内」78.4%と続いている。

業務委託先の有給スタッフに依頼している活動は、「駐車場の整理」が100%を占めた。以下、「当日設営(看板設置、人工芝敷設、テント設営、その他)」90.6%、「前日設営(看板設置、人工芝敷設、テント設営、その他)」83.7%と続いている。

ホームゲームの運営以外でボランティアに依頼している活動は、「ファン感謝デー」が49.1%がトップとなった。「クラブ主催・共催の地域イベント」40.0%、「駅周辺での会報・チラシの配布」34.5%、「ポスター貼り」30.9%などでも、3割以上のクラブがボランティアに活動を依頼している。

ボランティアの活動上の課題については、85.4%が「活動参加者が一部の登録者に限られている」と回答。以下、「登録者の役割の固定化」80.0%、「登録者の高齢化」78.2%と続いている。
《美坂柚木》

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