女子フィギュアスケートのスター・アンドリュース選手がインスタグラムを更新した。「私は黒人女性です」から始まる投稿でアンドリュース選手は、「私は自分のためだけでなく、すべての小さな女の子や男の子、または自分には無理だと思っているアフリカ系アメリカ人のためにスケートをしています」と綴った。
白人警官に拘束された黒人男性が死亡した事件に端を発する人種差別への抗議活動は、アメリカ国内に留まらず世界的な運動になっている。アンドリュース選手も連帯を示すハッシュタグ「#blacklivesmatter」をつけて投稿した。
「私はフィギュアスケートの国際舞台で国を代表する数少ない黒人女性です。私は人生を通してスケートをしてきましたが、それはいくつかの挑戦を伴うものでした。白人が多いスポーツでコミュニティを代表できるのは恵まれていると思います」
ここまで続けてこられたことは幸運だったと感じるというアンドリュース選手は、「黒人の少女が近づいてくるたび感情的になってしまう。私も昔は彼女と一緒だったから。私はいつも『あなたが目標にするならなんでもできる』と言ってます」と夢に向かって努力する大切さを説く。
「これから数年間は、次の冬季オリンピックに向けて準備していきたいと思います。これまでお世話になった皆さまには、感謝の言葉もありません」