イニエスタ、チームは引き分けもスーパープレー 「後半のプレーが進むべき道」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

イニエスタ、チームは引き分けもスーパープレー 「後半のプレーが進むべき道」

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イニエスタ、チームは引き分けもスーパープレー 「後半のプレーが進むべき道」
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2月23日にJ1リーグ第1節が行われ、ヴィッセル神戸はホームで横浜FCと対戦した。

昨季の天皇杯でクラブ史上初タイトルを獲得し、今季はさらなる飛躍を誓った神戸だが、試合は1-1の引き分け。開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

また、この試合では神戸のアンドレス・イニエスタ選手が見せた、球際の強さに注目が集まった。

苦しい試合も古橋亨梧のゴールで引き分けに持ち込む

試合を動かしたのは横浜FCだった。前半24分、クロスのこぼれ球に反応した瀬古樹選手がシュート。狙いすました一撃で13年ぶりにJ1復帰を果たした横浜FCが先制する。

反撃したい神戸だが、ホームの観客を沸かせるプレーはあるものの、ゴールネットを揺らすには至らないまま時間が過ぎていく。

それでも後半29分、セルジ・サンペール選手が縦に入れたパスで古橋亨梧選手が抜け出し、絶好機を落ち着いて決め同点に追いつく。

このまま試合は終了。神戸は1-1の引き分けで勝ち点1を確保した。

エリア内でイニエスタが強さを発揮

イニエスタ選手のスーパープレーが飛び出したのは後半38分だった。

エリア内左でボールをもらいドリブル開始。相手DF3人に囲まれながらも足にボールが吸い付いたような動きで躱す

包囲網を突破したイニエスタ選手は身体を当てられながらもライン際でボールを残し、中で待っていた味方に折り返した。

試合後、スポーツの統計データを扱うOpta公式ツイッターは、この試合でイニエスタ選手が「開幕節ではリーグ最多となる10回のドリブルと、12回の敵陣ペナルティエリア内タッチを記録」したとツイート。積極的なプレーでチャンスを創出したことがうかがえる結果となった。

今季の神戸は天皇杯王者として富士ゼロックス・スーパーカップで横浜F・マリノスと対戦。AFCチャンピオンズリーグでは、アウェーで韓国の水原三星ブルーウィングスと対戦するなど、シーズンの始動が他のチームよりも早かった。

水原戦から中3日と厳しい日程で臨んだ試合に、イニエスタ選手は「特に前半は、あまりいいプレーができなかったかなと思います」とコメント

後半は点を取るため前向きにプレーできたと振り返り、チームとしては「後半のプレーが進むべき道だ」とヴィジョンを語った。

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