ワシントン・ウィザーズの八村塁選手がケガからの復帰を果たした。現地2月3日(日本時間4日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に先発出場し、26分間のプレーで11得点、8リバウンドを記録した。
この試合はジャパニーズ ・ヘリテージ・ナイトとして行われ、会場には八村選手がプリントされたTシャツを着るファンの姿も多く見られた。
八村選手は試合開始直後から積極的に動き、味方の得点を生み出す。「練習だけで試合勘を取り戻すのは難しい」と心配していたスコット・ブルックスHCを安心させるようなプレーだった。
ウィザーズ、今日はウォリアーズ戦。八村塁選手は「ジャパニーズ ・ヘリテージ・ナイト」に(スタメンで!)実戦復帰!#repthedistrict pic.twitter.com/ntZNqyxoDr
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) February 3, 2020
試合はウィザーズが117-125で敗れた。最終クォーターでは追い上げを見せたウィザーズだが届かず、ホームで敗戦を喫した。
7週間ぶりの試合も緊張せず「楽しかった」
試合後の八村選手は久しぶりの実戦に「楽しかったですね」とコメント。
26分間のプレータイムも問題なかったと話している。
「思ったより大丈夫でしたね。急がないで回復の段階を踏み、ウェイトトレーニングもやってきましたし、そういうところもしっかり出たかなと思います」
ウィザーズ、八村塁選手の復帰試合を勝利で飾れず。八村選手は26分、11得点、8リバウンドの活躍#repthedistrict pic.twitter.com/z2GSqVIwOq
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) February 4, 2020
八村選手はNBAオールスターウィークに行われる『ライジングスターズチャレンジ』の出場選手にも選ばれている。日本人として初めて出場する八村選手を、ワシントンポストは「新たな歴史を作り続けている」と記した。