埼玉西武ライオンズの松本航選手が夢先生として小学校を訪問した。本庄市立旭小学校で生徒たちの前に立った松本選手は自身の経験を基に、どのようにして夢を叶えたか授業した。
大好きな野球を続けるにあたって松本選手が進路選択で重要視したのは、どんなときも「好きでいられる」ことだった。
「小学二年生の時、兄と遊びたくて始めた野球が大好きになった。その頃は冗談まじりに言ったことだったけれど、プロ野球選手になって両親に家をプレゼントするという1つの夢を叶えられた。これからはもっと頑張って、プロ野球選手と言えば松本航て言われるような選手になることが更なる夢」
松本選手は最後に「好きなものを見つけること、そして好きなものを大切にして欲しい」と伝えて授業を締めくくった。
松本選手が参加した『夢の教室』は、2007年にJFA(日本サッカー協会)がスタートさせたもので、これまでも様々な選手が全国の小学校に派遣されてきた。現在ではサッカー以外の各種スポーツ選手や、スポーツ界以外からも夢先生が小学校を訪れている。
開幕には出遅れるもルーキーイヤーで7勝
松本選手は明石商業から日本体育大学を経て2018年のドラフト1位で西武に入団。ルーキーイヤーの昨季は開幕前に肺炎と診断され出遅れたが、最終的には16試合に先発登板して防御率4.54、7勝4敗で西武の連覇に貢献した。
オフには大学時代に知り合った女生と結婚。人生の伴侶を得て新たなシーズンに臨む。