巨人からポスティング制度でのメジャーリーグ移籍を目指していた山口俊投手が、トロント・ブルージェイズと2年総額600万ドル(約6億6000万円)で契約合意したと複数の米国メディアが伝えた。
ブルージェイズが所属するアメリカン・リーグ東地区では、今オフに筒香嘉智選手がタンパベイ・レイズと契約している。同地区にはニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手もおり、来季はアメリカン・リーグ東地区で日本人選手3名が競演する。
元チームメイト上原浩治が応援
山口投手のブルージェイズ入りが報じられたのを受け、元チームメイトの上原浩治さんがツイッターを更新して祝福した。上原さんは「良かったなぁ、俊!!頑張ってや~」と応援したが、正式発表はメディカルチェックをパスしたあとになることから「ってまだか…メディカルチェックしてからか…」としている。
上原さんは巨人から2008年オフにボルティモア・オリオールズへ移籍。2009年から2017年までメジャーリーグ4球団に所属してMLB通算では防御率2.66、22勝26敗、81ホールド、95セーブを記録した。
特にボストン・レッドソックス時代の2013年には、リードした最終回を締めるクローザーで抜群の安定感を発揮。リーグチャンピオンシップMVPの活躍でワールドシリーズ制覇にも貢献した。
2018年の日本球界復帰後は巨人で山口投手とチームメイトだった上原さん。レッドソックスも籍を置くアメリカン・リーグ東地区での山口投手の成功を願っている。
良かったなぁ、俊!!
頑張ってや〜( ^ω^ ) ってまだか…
メディカルチェックしてからか…
— KOJI UEHARA (@TeamUehara) December 18, 2019