『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』で優勝した南アフリカ代表。多くの印象的なシーンを残したが、最後に強いインパクトをファンに与えたのは、ファフ・デクラーク選手のパンツ一丁姿だったのではないだろうか。
優勝チームのフォトセッションでは、南アフリカ国旗柄のパンツで首からメダルを提げ、トロフィーにキスする姿が残っている。この姿のまま英国ヘンリー王子の訪問も受けたデクラーク選手に、ファンからは「パンイチでヘンリー王子と会うとかデクラーク陽キャすぎるやろ」などのツッコミがあった。
英国BBCの番組に出演したデクラーク選手が、W杯で起きた『パンイチ事件』について語った。
脱衣は習慣 パンツは試合中から着用
デクラーク選手はイングランド代表のトム・カリー選手とともに出演。代表では決勝を争ったデクラーク選手とカリー選手だが、クラブではプレミアラグビーリーグのセール・シャークスでチームメイトだ。
デクラーク選手はユニフォームを脱いだ理由について「普段からできるだけ早く脱ぐようにしています。汚れてるし、汗まみれだから。そのまま歩き回ったりもします」と語る。脱衣自体は習慣だったようだ。
ここで司会者チームの1人から「そのパンツは試合中も履いていたんですか」と鋭い質問が飛ぶ。
「はい! スプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)でプレーするときの物です。セールにはセール用の物があります」
「それは幸運のパンツなんですか?」の問いには、シンプルに「とにかく履き心地が良いんです」と答えてスタジオの笑いを誘った。
「実践的で愛国的なアプローチですね」と言われると、デクラーク選手は「とても愛国心が強いです」と胸を張った。
“You’d hope [you’re] not relying on a pair of pants”
Rugby World Cup rivals and friends @TomCurry98 and @fafdeklerk talk THOSE pantson #BBCBreakfast pic.twitter.com/PSiONNnbtN
— BBC Breakfast (@BBCBreakfast) November 21, 2019