ラファエル・ナダル、33歳での年間1位は「家族やチームの支えがあってこそ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ラファエル・ナダル、33歳での年間1位は「家族やチームの支えがあってこそ」

新着 ビジネス
ラファエル・ナダル、33歳での年間1位は「家族やチームの支えがあってこそ」
  • ラファエル・ナダル、33歳での年間1位は「家族やチームの支えがあってこそ」

男子テニスのシーズン最終戦『ATPワールドツアー・ファイナルズ』のコート上で、今シーズンの世界ランキング年間1位が確定したラファエル・ナダル選手へのトロフィー授与が行われた。


2年ぶり5度目の年間1位が確定したナダル選手は、「33歳半ばで再びこのトロフィーを獲得できるとは思っていませんでした」と感激の面持ちで語った。



 











この投稿をInstagramで見る


















 


Lift it high, @rafaelnadal □ Year end No. 1 for the fifth time in his career □ □: @tennistv | #NittoATPFinals


ATP Tour(@atptour)がシェアした投稿 –




苦しい時期を乗り越えて5度目の栄冠


年間1位に輝いたナダル選手だが今シーズンは、序盤に右ヒザの故障もあり順風満帆ではなかった。得意のクレーコートシーズンに合わせて復帰したが、モンテカルロ・マスターズは準決勝で敗れ大会4連覇を逃している。このころが今シーズン最悪の時期だったと振り返る。


それでもシーズン後半に向かって調子を上げていき、全仏オープンでは大会3連覇で通算12度目の優勝を果たした。全米オープンでもダニール・メドベージェフ選手との4時間50分に及ぶ決勝を制して大会4度目の優勝を飾った。四大大会の通算優勝回数は、ロジャー・フェデラー選手が持つ歴代最多記録まで1差に迫る19に伸びた


「とても幸せです。正直に言って、私のキャリアの中で経験したことを考えると、ケガもありましたし、33歳半ばで再びこのトロフィーを獲得できるとは思っていませんでした。本当に感激しています



(c)Getty Images



ナダル選手はコートを広くカバーするフットワークと、強靱な左腕から繰り出す、他選手が真似できない強烈なスピンの掛かったボールが特徴だ。しかし数年前にヒザを痛め、続いて左手首も負傷。しばらくプレーが安定しない時期を過ごし、一時は世界ランクも10位まで落ちた。


復活の影には「多くの人の仕事がありました」とナダル選手は感謝する。


家族やチームの支えがなければ、今日ここに立つことはできなかったでしょう



 











この投稿をInstagramで見る


















 


“At the age of 33 and a half, I never thought I would have my hands on this trophy again.” □ Congratulations, @RafaelNadal! . □: @TennisTV #NittoATPFinals


ATP Tour(@atptour)がシェアした投稿 –




ラファエル・ナダル5回目の年間1位にまつわる新記録


現行のランキング制度が出来てから33歳での年間1位は最年長記録。さらに珍しい記録としては、ナダル選手は2008年、2010年、2013年、2017年、そして2019年に年間1位を獲得しているが、1度も連続した年がなく5回以上受賞したのは史上初のこと。


ATPは「初めて年間1位に輝いた2008年から、5回目の2019年まで11年間のギャップがあるのも新記録」だとしている。



(c)Getty Images



参考:https://www.atptour.com/en/news/nadal-reaction-year-end-no-1-nitto-atp-finals-2019


《SPREAD》
page top