ヤクルトの畠山和洋選手が9月21日の中日戦で有終の美を飾った。
今シーズン限りでの引退を表明している畠山選手は、6回にウラジミール・バレンティン選手の代打で登場。二塁手の頭上を越える当たりで現役通算937本目の安打を放った。
「スワローズの一員として戦えたことは誇り」
ヤクルトがリーグ制覇を成し遂げた2015年には、105打点で打点王のタイトルも獲得した強打者だが、近年は故障に悩まされ今シーズンは1軍での出場がなかった。
試合後には同じく引退を表明している館山昌平投手と共にセレモニーが行われ、畠山選手は「今年は(2軍施設のある)戸田で若い選手と汗を流してきました。若い選手には本当に有望な選手がたくさんいます。若い世代の選手たちが近い将来、スワローズを再びリーグ優勝に導いてくれるものと確信しています」と目を潤ませながら話した。
「スワローズの一員として19年間戦えたことは、僕の誇りで、宝物です」
【引退セレモニー】
畠山選手の引退スピーチ#swallows#畠山選手#引退セレモニー pic.twitter.com/Hoj3I1Lw6D— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) September 21, 2019
ラグビーの畠山健介からもメッセージ
勝負強い打撃でチームのリーグ制覇に貢献した畠山選手の引退には、ファンからも惜しむ声が多く寄せられている。
- 凄く記憶に残る選手でした
- 豪快かつ器用なバッティングで、いつも打席に立つとワクワクさせてもらってました!お疲れ様でした
- 畠山選手、スワローズを盛り上げてくれてありがとう!
- 打点王獲得の年の頼もしさが忘れられません
畠山選手の引退には野球界以外からもメッセージが届いている。
ラグビー元日本代表の畠山健介選手はツイッターに「畠山和洋選手お疲れ様でした!対談でご一緒出来て光栄でした!」と2ショット写真付きで投稿した。
畠山和洋選手
お疲れ様でした!
対談でご一緒出来て光栄でした!#畠山和洋#swallows #畠山界一の出世頭 #W畠山#Hatakeyama pic.twitter.com/CogwTzHp0Q— 畠山健介/K.Hatakeyama (@Hatake_03) September 21, 2019
2人は名字が同じ畠山のほか、ガッシリした体型や髭をたくわえた風貌が似ているとファンの間で話題に。2016年には雑誌の企画で対談していた。