キヤノン、ラグビーワールドカップに自由視点のハイライトシーン映像を提供 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

キヤノン、ラグビーワールドカップに自由視点のハイライトシーン映像を提供

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キヤノン、ラグビーワールドカップに自由視点のハイライトシーン映像を提供
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キヤノンは、9月20日(金)~11月2日(土)に開催される「ラグビーワールドカップ2019」の7試合にて、自由視点映像によるハイライトシーン映像を提供する。

自由視点映像は、同大会のホストブロードキャスターである「International Games Broadcast Services(IGBS)」 に提供。横浜国際総合競技場で行われる全7試合を対象に自由視点映像を撮影し、実際のカメラ位置にとらわれない自由な位置や角度からのハイライトシーン映像により、まるでグラウンドの中にいるような体験を提供する。

映像は、複数の高解像度カメラをスタジアム内を囲むように設置し、ネットワークでつないで多方向から同じタイミングで撮影。高精細な3D空間データを撮影映像から構築し、仮想カメラを3D空間で自在に動かすことで、任意の位置、角度から見た自由視点映像を生成する。

試合映像からは、試合のハイライトシーンを抽出。プレーの面白さや秀逸さが伝わる位置や角度からの自由視点映像を生成し、その日のうちにIGBSに生成した映像を提供することで放送・映像配信の権利を持つ事業者がニュースや解説番組、動画コンテンツなどに利用できるようにする。また、各試合終了後の24時間以降に、キヤノンホームページ内にも掲載する予定だ。

同社はラグビーワールドカップ2019をきっかけに、ボリューメトリックビデオ市場に参入し、テレビ放送やOTTに向けたスポーツ映像コンテンツの制作、提供をはじめとするビジネスを展開していく。今後は、スポーツ以外の各種イベントやエンターテインメントへの活用に向けた映像提供を目指す。
《美坂柚木》

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