8月6日に『第101回全国高校野球選手権大会』が開幕した。令和最初の甲子園、開幕戦に登場したのは八戸学院光星高校(青森)と誉高校(愛知)。
春夏を通じて初の甲子園出場を果たした誉と、2年連続10回目の夏舞台に立った八戸学院光星の試合は、初回に下山昂大選手が令和第1号となる満塁ホームランを放って八戸学院光星が先制する。
その後も試合は八戸学院光星がリードを広げ9-0で勝利した。
常連校の壁に阻まれ甲子園初勝利を逃した誉だが、自分たちの持てる力を大舞台で出し切った。それはスタンドで応援する生徒たちも一緒だ。
ブラスバンド部のない誉で今夏の応援を支えてきたのは有志3名による演奏。吹奏楽経験者たちが集まって独自に練習しながらスタンドを盛り上げた。その甲斐もあって誉は強豪ひしめく愛知県大会を突破している。
誉高校、小さな応援団
— Sayuri Shibata (@petit_lis_shiba) August 1, 2019
ブラスバンド部としてはまだ正式には認められていませんが、春から懇願し先生方にも認めてもらい3人で野球部県大会も応援に行ってます!人数が少ない為、小牧工業高校マーチング部と東邦高校ブラスバンド部の生徒さんにも応援していただけることになりました#誉高校 pic.twitter.com/MsLsrw85B4
甲子園では小牧工業高校、東邦高校のブラスバンド部から90名の協力も得て大応援団を結成。助け合いの精神が大きな注目を集めた。
誉高校にブラバンないから、近くの小牧工業と愛知で有名な東邦のブラバンが応援に行くって今日朝テレビで見たんだよね。
— 啓kei10
そういうのも郷土愛って感じでいいよね(@kei_shun10) August 6, 2019
誉高校のブラバン3人しかいなくて今日は他の学校が応援に来てるんか。助け合いやね
— まの (@manodor) August 6, 2019
3名で始めたブラスバンド応援が甲子園まで繋がった誉。グラウンドにも負けない熱い物語がスタンドにあった。