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NEC、コンディション管理とケガを予防する身体づくりを支援する実証実験を実施

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NEC、コンディション管理とケガを予防する身体づくりを支援する実証実験を実施
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NECは、総合学園ヒューマンアカデミーバスケットボールカレッジを運営するヒューマンアカデミーと、日々のコンディション管理とケガ予防を実現する実証実験を8月より実施する。

実証実験では、NECが提供するフィジカルチェックシステムを用いて、画像認識技術を使用したスポーツ選手の日々の柔軟性・筋力の計測、ケガ予防のリスク評価・分析を行う。実証期間は、8月~11月の3か月間。日々の身体コンディションを把握することでケガを未然に防止するとともに、ケガの発生リスクを低下するなどケガをさせない身体づくりを支援する。

対象は、バスケットボールカレッジ生徒 計19人。股関節、足関節等の6項目を計測する。大阪市・ソフト産業プラザTEQS(テックス)が主催するIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション」にて実施し、2019年度内に若年代のケガ予測の高精度化の実用化を目指す。

生徒のコンディション管理については、おおきにアリーナ舞洲に設置したKinect等を活用した「フィジカルチェックシステム」で生徒の映像から日々のフィジカルチェックを行う。計測は生徒自身で行うことができ、所要時間は約3分程度。結果は、生徒自身のスマートフォン等に表示する他、計測結果から普通~不良と判断された箇所について必要なストレッチ、トレーニング等を動画付きで提示する。

チームスタッフは、各生徒の計測・評価データを閲覧することができ、各生徒のコンディションの把握、改善が必要な箇所の把握・処置の強化を行うことが可能となる。アスレティックトレーナーのような専門家がいなくても、各生徒の日々のコンディション管理が簡易にできる環境づくり、計測データを用いたケガのリスクファクターの抽出、改善方法を提示できる。
《美坂柚木》

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