4月11日、フィギュアスケート国別対抗戦が開幕。初日はアイスダンスのリズムダンスと男女シングルのショートプログラムが行われた。
チームで戦う国別対抗戦で注目されるのは、選手たちが応援する姿。応援席で各国の選手が様々なコスチュームや仮装に身を包み応援する様は、他の大会では絶対に見られない姿だ。
チーム日本の選手たちも例に漏れず応援席から声援を送る。この日の昼に行われたアイスダンスの演技中は、宇野昌磨選手や紀平梨花選手らが日の丸のハチマキと花飾りをかぶって応援。
出場した小松原美里選手とティム・コレト選手も被り物で応援したチーム日本選手団に感謝のコメントを残している。
「間違い探しみたい」
アイスダンスの後に行われた女子ショートプログラムには、チーム日本のメンバーから紀平選手と坂本花織選手が登場。引き続き他のチーム日本の選手らが声援を送った。
こちらの応援はさらにチーム日本の個性が爆発。小松原選手がセーラームーンに扮したり、ペアで出場の三浦璃来選手が富士山の被りもので登場するなど、独自の視点で日本的な応援の姿を見せている。
中でも特に注目が集まったのは宇野昌磨選手。紀平選手を応援する際は、宇野選手が「平成」、三浦選手が「令和」の字を書いた半紙を持ち、静かに元号の移り変わりを表現していた。
なお、その後に滑走した坂本選手の応援時はペアの市橋翔哉選手が「平成」、宇野選手が「令和」を担当していた。このシュールな応援方法と密かな応援パート変更がファンに大ウケ。反応が集まってきている。
国別対抗戦の13日まで開催。期間中にいくつ個性的な応援を見られるだろうか。