夫婦円満の秘訣は「互いに干渉しないこと」山田章仁・ローラの夫婦観 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

夫婦円満の秘訣は「互いに干渉しないこと」山田章仁・ローラの夫婦観

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夫婦円満の秘訣は「互いに干渉しないこと」山田章仁・ローラの夫婦観
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2019年は、4年に一度のラグビーワールドカップイヤー。そしていよいよ日本大会が開催される。

前回の2015年大会で活躍した山田章仁選手にとっても、勝負の日々が近づきつつあることだろう。

そんな山田選手を支えるのが、奥様でファッションモデルのローラさんだ。

「ラグビーワールドカップ2019日本大会に向けて日々トレーニングに励んでいます。大切な家族としてサポートしてくれて、だれよりも暖かく見守ってくれるのが妻のローラです」

学生時代からウイングプレイヤーとして俊足ぶりと奇抜なプレーで脚光を浴び続ける山田選手。2015年にローラさんと結婚し、2016年には双子のパパにもなった。

仲むつまじいツーショットに収まる山田選手・ローラさん夫妻 撮影=山口和幸

誰もが羨む理想の家族。そんな山田選手に、家庭のことやワールドカップに臨む思いなどを聞いた。

一目惚れから始まった結婚

「ボクがレストランでローラを見かけたのが最初の出会いです。それはもう一目惚れでした」

この人とずっと一緒にいたいなという思いがあって、いつもより積極的に声をかけ、初めて言葉を交わしたという。

撮影=山口和幸

「それからは必死でしたが、自然に仲良くなれたので幸運なことに今に至っています」

初めて2人で迎えたバレンタインで大量のチョコを贈られる

この日はチョコレートブランド「キットカット」の新商品お披露目会。

結婚式以来という「あ〜ん!」。口にしているのはキットカットの新製品「サブリム・ボルカニック」 撮影=山口和幸

今回、山田選手とローラさんは、これから「バレンタインデーにふさわしいカップル」としてイベントに登壇。そんな2人にバレンタインデーの思い出を聞いた。

「バレンタインデーの思い出はたくさんあります。基本、ローラはアメリカ人なので、男であるボクがおもてなしをする必要もあるんですけれど、彼女は日本の文化も大事にしてくれていますから……」

そのため、初めて2人で迎えたバレンタインデーのときは、きちんとチョコレートを用意してくれたという。

しかも、食欲旺盛なラガーマンも驚くほど大量のチョコレートを買ってプレゼントしてくれたそうだ。

「練習を終えて家に帰ったら、いろんな種類のチョコレートが置いてありました(笑)」

「大事な1年なので、陰ながらサポートしていきたい」とローラさん 撮影=山口和幸

そのことを当のローラさんにたずねると、「まだつきあい始めたばかりだったので、なにが好きなのか好みがわからなかったんです」と打ち明ける。

なににしようかといろいろと見て歩いたんですが、もういいや全部買っちゃえ!というような。(章仁さんも)喜んでくれましたが、半分は私が食べました(笑)」

ちなみに、練習がハードなラグビープレイヤーは、実は部屋に戻ってチョコレートを食べたりすることが多いという。

撮影=山口和幸

「試合後のリカバリーという意味でも糖分を身体に入れて疲労回復を促すことは重要です。積極的にチョコレートを食べていますよ。ボクの人生の中でチョコレートはなくてはならない存在です。あ、ローラと同じくらいになくてはならない存在です」と奥様へのフォローをつけ加える一幕もあった。

山田選手は、受験シーズンを迎えた受験生へもエールを送る。

「ラグビーの試合と共通することもあります。合格を目指して日夜頑張っているけど、志望校まであともうちょっと得点が足らないなんてこともあるかも知れない。そんなときは頭をリラックスさせるためにチョコレートを食べて一息つくのがいいと思います」

自然体な夫婦

ワールドカップに挑む心境をたずねてみると、「試合には自然体で臨むようにしています」という答えが返ってきた。

「昔はボクにもルーティンがありましたが、ローラから『もうちょっと自然のほうがいいよ』というアドバイスをもらったことがあるんです」

ごく自然に。格闘技とも言われるスポーツに身を置くからこそ、家族と一緒に安らぎを覚えるときほど自然に過ごすという。

出会ってすぐ、自然に仲良くなれたという2人の飾らない姿が、そのベースにあるような気がした。

撮影=山口和幸

夫婦円満の秘訣は、「お互いに干渉しないこと」と山田選手。

同学年であり、チームメートでもある堀江翔太選手を、理想の家族として参考にしているそうだ。

W杯日本大会では「奇抜な、記憶に残るいいプレーができれば」

最後に、山田選手にラグビーワールドカップへの思いを聞いた。

「日本のラグビーはもちろんですけれど、日本の文化や日本のいいところを世界中の人たちにお伝えできるいいチャンスだと思っています。日本の商品、日本の技術の高さをグローバルな視点でしっかりとアピールする機会だと思います」

「もちろんプレイヤーとしては世界を相手に戦っていきたいと決意を固めています。前大会のサモア戦でローリングしながらのプレーでトライを奪えたので、今回もちょっと奇抜な、みなさんの記憶に残るいいプレーができればと思います

撮影=山口和幸

「ワールドカップは4年に一度なんですが、ボクにとっては一生に一度の重要な機会。その思いを全力プレーにつなげたい。応援をよろしくお願いします!」

※記事後編はこちら

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