「汚い男は嫌」山口蛍が考える”いい男”の条件 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「汚い男は嫌」山口蛍が考える”いい男”の条件

スポーツ 選手
山口蛍選手(セレッソ大阪)
  • 山口蛍選手(セレッソ大阪)
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メンズグルーミングブランド「CHAMBER OF CRAFTERS(チェンバーオブクラフターズ)」は、4月より4種類の新製品を発売する。

3月某日、編集部は同ブランドのアンバサダーである、山口蛍選手(セレッソ大阪)が出演した、新商品のためのCM撮影現場を訪れた。

撮影後、「今まで(サッカーをしながらなど)動きながらする撮影は結構ありましたが、じっとしているだけの撮影はあまりなかったので新鮮でした」と振り返った。

金髪や金髪メッシュ、黒髪など髪色を頻繁に変えることでも知られ、髪型にもこだわりを持つ山口選手の身だしなみへのこだわり、ライフスタイルなどに迫った。



「一回のセットに使う時間は5分くらい」


---:製品の使用感はいかがでしたか。

山口蛍選手(以下、敬称略):サッカーや、試合をしているときでも、せっかくキメた髪型を乱したくない。このワックスはガッチリしていて、乱れなさそうなのがいいと思いました。

---:山口選手はあんなに試合中激しくプレーしているのに、試合中に髪型が全く乱れないことを不思議に思っていました。試合の前には特殊なセット方法をしているのでしょうか。

山口:別に普通ですよ。スプレーなどは使いません。ワックスを、一種類。基本的に2回ワックスをつけて整えていますね。

一度整えて、ウォーミングアップした後、汗とかで乱れそうだったら試合前に一度つけ、ハーフタイムにも再度整える、という感じです。一回のセットに使う時間は5分くらいですよ。

---:お勧めできる点は。

山口:このワックスは強めで、僕みたいに髪が長めの人でも乱れないので、スポーツしている間でもバッチリ決めたい人にはいいのではないかと思います。

---:普段、身だしなみへのこだわりなどはありますか。

山口:人に見られている時は、なるべくちゃんとしているようにはします。

「プロになってから身だしなみを意識した」


---:そういった身だしなみを意識しはじめたタイミングは、いつ頃になるでしょうか。

山口:プロになってから意識しはじめましたね。ファンの方含め、いつでも、どこでも誰かしらからは見られていると思うので。まぁ、昔から知っている人には特に「(プロに入ってから)変わったね」と言われることはないですが。

---:選手同士で、「○○選手が格好いい」など話したりするのでしょうか。

山口:「格好いい」という基準はわからないですけれど、そうやって言っていることもあるんじゃないですかね。僕は、自分のチームにいる外国人選手も含め、そうでなくても外国人選手の格好よさに憧れることはあります。髪型もそうですが、特にひげとか羨ましいと思いますね。

---:インスタグラムにも、「#男磨き」と投稿していたりしましたが、男を磨く上で意識していることなどあれば教えてください。

山口:意識していること…。髪型はいつもバッチリ決まっているように意識していますね。着る服は、サッカー選手でもそうでなくても外国人のインスタ見て探したり、その日の気分で決めたりしています。

---:具体的に誰か特定の人を意識していたりはしますか。

山口:イタリアのサッカー選手はすごくオシャレなので、意識しているかもしれないですね。

清武への感謝


---:チームメイトでもあり、同製品のもう1人のアンバサダーでもある清武弘嗣選手。選手として、人として、それぞれの観点でどう思っているか教えてください。

山口:選手としては、僕が言わなくても見ていてわかるように、すごく技術の高い日本の司令塔だと思います。

人としてですが、一緒のチームでやっていても感じますがすごく明るくて性格がいい。キヨくん(清武選手)がいるかいないかで、練習の雰囲気が明るくなったり変わったりします。遊ぶというか、ご飯を一緒に食べたりとかは結構していますね。

ああいう性格だから、色々な人とすぐ仲良くなる。自分は人見知りなところがあるからなかなか人と打ち解けるのは難しいけれど、キヨくんと一緒にいると早く打ち解けられたりする。助けられたりしているところもあるのかな…。



---:オフの時間にしていることはありますか。

山口:これと言ってはないですかね…。あ、最近はキヨくんとかと一緒にゴルフやったりしました。あとは、自分が1人でいられる時間を大切にしています。

---:同ブランドの売り出し文句に、「見た目か、中身かじゃなく、大切なのは生き方だろ?」というフレーズがあります。山口選手自身としても、誇りに思っている生き方・哲学はありますか。

山口:生き方かはわからないですが、直感に従って生きています。その時々に感じたこと、思ったことを行動に移せているのかなぁとは思いますね。

正直、先のことは考えていないので、その瞬間、瞬間を感じていたいと思っています。

---:「いい男」の条件みたいなものは、ご自身の中でもあるのでしょうか。

山口:条件というか…。汚い男は嫌ですね。服というよりは、肌もそうだし、内面的なところも含めて色々なところが汚いのが嫌です。



編集後記


山口選手は夏に控えるロシアW杯についても持論を展開していた。「今は、自分の中ではチームのことが優先。W杯のメンバーは、外れたら外れたでしょうがないと思います。W杯だけが全てじゃない」とメンバー選出についてはあっさりした様子。

とはいえ、出場することは念頭にあるのだろう。予選で対戦するポーランドのエースストライカーでありキャプテンでもあるロベルト・レヴァンドフスキ選手には、警戒する様子を隠さなかった。

「世界には、高さ、速さ、強さなど、それぞれの強みを持ったディフェンダーがいるが、(レヴァンドフスキは)どのタイプのディフェンスに対しても自分の良さを出せる賢さを持っている。本当にどうしようという感じ。(対戦を)楽しみにしています」

山口蛍


(c) Getty Images

●1990年10月6日生まれ、身長173cm、体重は72kg
●セレッソ大阪に所属
●2003年よりセレッソ大阪U-15へ加入。この年の終わりにはJFAエリートプログラムの1期生に選出される
●2009年、セレッソ大阪U-18からトップチームに昇格
●2012年にはロンドン五輪のU-23日本代表メンバーに選出され、全6試合フル出場を果たし、1968年メキシコ大会以来、44年ぶりのベスト4進出に貢献した
●2013年には東アジア杯・中国戦でフル出場し、A代表デビュー。守備面での活躍が評価され、大会MVPに選出された
●2015年、ドイツ・ブンデスリーガのハノーバーに移籍することを発表。翌年、シュツットガルト戦で清武弘嗣、酒井宏樹とともに先発し、守備的MFでフル出場した。同リーグの同一チームで日本の3選手が先発したのは初めて
●2016年、古巣のセレッソ大阪に半年ぶりに復帰することを発表した
●性格は人見知り。チームメイトである清武弘嗣選手に、「はじめて会った時、『こいつとは一生仲良くなれないな』と思った」とまで言われるレベル

清武弘嗣選手のインタビューはこちら
《大日方航》

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