静岡県、静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会、伊豆半島創造研究所、シナネンサイクル、豊田TRIKEは、伊豆半島南部地域1市4町にて、ICTを活用したレンタサイクルシステム運用の実証実験を1月18日(木)より開始した。
実証実験では、観光地に適したレンタサイクルのあり方を検証する。システム運用場所は、下田市、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町の観光施設、旅館・ホテルなど19カ所。ICTを活用した継続可能なレンタサイクル事業を調査することで、伊豆半島を網羅するレンタサイクル網を構築し、来訪者の利便性向上と地域活性化を目指す。
レンタサイクル導入台数は80台(全5種)。地域特性を考慮し、坂道でも楽に走れるよう全台電動アシスト機能付き自転車を導入する。また、日本で初めてレンタサイクルに、段差や斜面でも安全に走行ができるシンクロシステムを搭載した三輪電動アシスト自転車“TOYODA TRIKE”を導入する。
実証実験には、OpenStreetが提供する自転車シェアリングシステム「HELLO CYCLING」を活用。ステーション運営、検証は、関東でシェアサイクル事業を展開しているシナネンサイクルがサポートする。実証実験期間中の利用料金は、130円/15分、2,000円/24時間。
《美坂柚木》
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