フランス代表MFエンゴロ・カンテが10月7日、ブルガリアとのロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選で負傷した。試合は1-0でフランスが勝利したが、ディディエ・デシャン監督はカンテが抜けた穴の大きさを嘆いている。
前半3分に幸先良く先制したフランス。しかし、同34分に中盤で支配的な動きを見せていたカンテが退くと、フランスはチーム全体のリズムが悪くなる。追加点は奪えずリードを守っての辛勝だった。
「カンテは明らかに重要な役割を果たしている。カンテの負傷後、ラビオを投入したがカンテほどの出来ではなかった。ラビオを責めているわけではない。カンテのケガによって、我々は取り乱してしまったのかもしれない」
カンテの負傷はW杯出場を目指すフランスだけではなく、所属クラブのチェルシーにとっても痛い。チェルシーではエースストライカーのアルバロ・モラタもハムストリングを負傷しており、中盤と前線の主役を一度に欠く可能性が出てきた。
《岩藤健》
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