サッカーイングランド代表が10月5日、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選でスロベニア代表と対戦して1-0の勝利を収めた。この勝利でイングランドは6大会連続15回目の本大会出場を決めている。
この試合に勝てば他会場の結果に関わらず出場権を得るイングランド。だがグループ3位のスロベニアに苦戦を強いられ、なかなか点を奪うことができない。それでも引き分けで終わるかと思われた後半アディショナルタイム4分。右サイドからのクロスにハリー・ケインが飛び込み待望の先制点が生まれた。
エースの決勝点でW杯出場を決めたイングランド。だが試合後の会見でガレス・サウスゲート監督は、「勝利への道を見つけ出すために、もう少し賢くならなければいけない」とコメント。本大会に向けて最近の戦いぶりには不満を示した。
「最後の30分間は困難な状況だった。多少の不安があったのは見ての通りだ。ジョー・ハートの好セーブもあった。終了間際にゴールを奪って相手にはゴールさせないようにする。最近数試合はそういう戦いばかりだ。我々の望んでいたパフォーマンスがこういうものでないのは確かだ」
《岩藤健》
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