この結果によりアルゼンチンは6位に後退。大陸間プレーオフ出場圏内からも転落した。
22本のシュートを放ちながら最後までゴールネットを揺らせなかったアルゼンチン。ホームで勝ち点3を積み上げられず、非常に厳しい状況で最終節を迎えることになった。
メッシのシュートはわずかに左で先制ならず。
— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年10月6日
前半はスコアレスドロー。
後半はどうなる?#W杯南米予選 アルゼンチン×ペルーは https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中。#テレビでDAZN??#スポーツ激戦Week pic.twitter.com/FyTLbvG2Zz
7位のパラグアイまで出場の可能性あり
今節の結果を踏まえながらW杯出場の条件をまとめてみる。
まず1位のブラジル代表はすでに出場権が確定。2位のウルグアイ代表はベネズエラ代表と引き分けたため、今節では出場権を獲得することができなかった。ただ5位のペルーとは勝ち点3ポイント差あるため、最終節で引き分け以上なら出場権が得られる。
3位には今節でエクアドル代表を破ったチリ代表が浮上。出場圏外の6位から一気に上がってきたが、下位チームとの差はなく最終節が終わるまで分からない。運命の最終節はブラジルとのアウェイゲームだ。
コロンビア代表はパラグアイ代表に敗れたため3位から4位に後退。最終節は勝ち点1ポイント差で5位のペルーと直接対決。ペルーと勝ち点差なしの6位につけているアルゼンチンにとっては、どちらか一方が確実に勝ち点を落とす組み合わせはチャンス。最終節で勝てば浮上できる。だが、アルゼンチンの最終節はエクアドル代表とのアウェイゲーム。
決戦の地になるエスタディオ・オリンピコ・アタウアルパはエクアドルの首都キトにあるが、標高2780メートルの高地にあるスタジアムをアルゼンチンは苦手にしている。
7位のパラグアイとアルゼンチンは勝ち点1ポイント差。最終節は最下位のベネズエラとホームで対戦する。勝ち点3を獲得すれば5位まで浮上する可能性を残す。
3位以下は大混戦。最終節で大きく順位が入れ替わる可能性が残っている。
●南米予選順位表
1位 ブラジル 勝ち点38 ※出場権獲得
2位 ウルグアイ 勝ち点28
3位 チリ 勝ち点26
4位 コロンビア 勝ち点26
5位 ペルー 勝ち点25
6位 アルゼンチン 勝ち点25
7位 パラグアイ 勝ち点24
8位 エクアドル 勝ち点20
9位 ボリビア 勝ち点14
10位 ベネズエラ 勝ち点9