2002年にドラフト4位で日本ハムに入団した武田。プロの投手としては小柄な体格だがリリーフでフル回転。最多セーブ3度獲得の活躍でリーグ優勝に貢献した。通算成績は防御率2.61、31勝30敗、107ホールド、167セーブ。
しかし、2014年ころから不安定な投球が大きくなり、登板数も激減。2015年にはケガもありプロ入り後初の一軍登板なしに終わった。
武田は球団を通じて「ファイターズにドラフトで指名してもらい、プロ野球人生のスタートを切ることができました。いろいろな人との出会いがあり、支えてもらいました。ファイターズのお陰で、今の自分があります。とても感謝しています」とコメント。
ランナーを出しながらも無失点に抑える試合が多かった自身の投球スタイルに触れながら、「入団から15年間、ファイターズのファンの皆さんには背中を押してもらい、勇気をもらいました。走者を背負っての投球が多かったですが、粘れたのはその声援があったからこそだと思っています。中継ぎ陣の中で、名前がコールされた時の声援は、僕が一番大きかったです。人生の宝物です」とファンに感謝した。
本日10月5日(木)をもちまして、武田久投手の退団が決まりましたので、お知らせいたします。https://t.co/GMmmPeSk6V pic.twitter.com/oNVBpXqGcA
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年10月5日
武田の退団にファンからは、「何年か先、現役を引退したら戻ってきてください」「他球団行っても応援してます」「悔いのないよう納得がいくまでがんばってください」「いなくなるのは寂しいですが、もう一度活躍してる姿を見せてくれること願ってます」などの声が寄せられている。