後半37分から出場した前節でブンデスリーガデビューを果たした伊藤。今節では初めての先発起用だった。酒井高徳とともに先発した伊藤は何度もドリブルで仕掛け、本拠地フォルクスパルク・シュタディオンの観客を沸かせた。
試合後の会見でギスドル監督は「練習でいいプレーをしていたので起用した」と、サプライズ起用の理由を語った。また伊藤にスタメンを伝えたのは試合開始2時間前だったという。
「若い選手を起用したことにみんなが驚いていた。クレージーだと思われるが練習でいいプレーをした選手を使いたい。試合でも結果を残せるか確証は無いけどね。選手が自分の力を証明できたときに初めて分かるものだ。6万人の観客の前でもプレッシャーに耐えられるとね」
観客がそうであるように、今日は自分も伊藤にボールを持ってほしいと思っていたとギスドル監督。積極的なプレーに「彼はいい動きで状況を打開していた。素晴らしいデビュー戦だったね」と高評価を与えた。
「ファンの心をつかんだと思う。それを願っていたし、伊藤は練習のときからアピールしていた。そして試合であのパフォーマンスを見せた。素晴らしいことだ」
新たな若いサムライが #ハンブルガーSV で #ブンデスリーガ 先発初出場を記録しました@rey10tatsuya 選手への期待度:
— Hamburger SV (@HSV_jp) 2017年10月2日
皆さんの期待度を教えてください #伊藤達哉 pic.twitter.com/LV5HuLJtzJ