昨季はリーグ最少失点に抑え年間勝ち点1位の原動力にもなった守備。しかし、今年は失点を繰り返し、チームの成績も安定しない。この試合でも前半1分に田川亨介に決められ鳥栖に先制を許した。
1点ビハインドで折り返した後半29分にマウリシオの移籍後初ゴールで一旦は追いついたが、6分後に田川のゴールで再び勝ち越しを許す。相手GKのロングフィードを矢島慎也が頭でクリアーしようとするも、失敗して自ゴール側にこぼしたところを拾われた。
またしてもリードを奪われ苦しい展開になった浦和。だが同40分に武藤雄樹が同点ゴールを押し込み、なんとかホームで勝ち点1は確保した。
「最初の失点はイージーだったと思う」と語る武藤。先に失点しないとチーム内でも言い合ってきたのに立ち上がりに失点し、「本当にふがいないと思います」と悔しさを隠せない。
「僕たちはボールを持つ、ポゼッションしていくチームなので、基本的には最初からつないでいきますけど、今日はそこを取られて、一発のロングボールでやられてしまいました。自分たちの集中力不足としか、言いようがないと思います」
[試合結果]浦和レッズ 2-2(前半0-1) サガン鳥栖 得点者 1分 田川亨介(鳥栖)、74分 マウリシオ、80分 田川亨介(鳥栖)、85分 武藤雄樹 入場者数 29,557人[16:04・埼玉スタジアム] #urawareds #浦和レッズ pic.twitter.com/XBOx9Srpqb
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2017年9月23日
この試合にファンからは、「マウリシオのゴールはよかった」「点に結びついたからいいけど、3バックにボランチの阿部まで上げるって守備意識どうなってるの?」「頼むから守備を何とかしてくれ」「ホームでしょーもない失点してたら勝てるもんも勝てないよ」などの声が寄せられている。