突然ですが、質問です。靴を自由にカスタマイズできるサービスって結構色々ありますが、実際に使ったことってありますか？僕はないです。編集部のオビナタ、ヤマモト、キタガワにも聞いてみようと思い、「ねえねえ、実際の話、こういうの使ったことある？」って質問をLINEで投げかけたら既読無視されました。アットホームで楽しい職場だなと思いました。
なぜこんな質問をしたかというと、シューズをオリジナルカスタマイズできるサービスって結構あると思うのですが、正直まだあまり浸透していない印象を持っていて…(完全に私感です)、実際のところそういうのってどうなのかなあと思いまして。「ま、自分でやってみないことにはなにもわからないな…」と考えていたところ、「mi adidas」っていうアディダスのシューズを自由にカスタマイズできるサービスに、「PureBOOST」っていうシティランナーに大人気のシューズが追加されたとのことで、ちょうど良い機会なので今回はこれを体験してみることに。
ちなみに、オリジナルカスタマイズできる「PureBOOST」ということで、名前は「mi PureBOOST」というらしいです。なんでも、カラー、素材、ネームなど様々なパーツをイチから選ぶことができて、なんと1万5,000通り以上の組み合わせがあるとのこと。もし同じ組み合わせの人がいたらそれはもう運命ですね。男女だったら結婚したほうがいい。無駄な話はさておき、早速カスタマイズ画面に移って作ってみます。
「メイン」、「ソール」、「マーク」、「サイズ」という大きな4つの項目があって、順番にそれぞれカスタマイズしていくようです。最初は真っ白からスタート。シューズの下にある矢印をクリックするとシューズがグルグル回転します。楽しい。
まずは「メイン」からカスタマイズしていきます。「メイン」という項目のなかにはさらに「バージョン」、「アッパー」、「ウェビング」、「シューレース」、「予備のシューレース」、「ヒールポッド」という細かい項目に派生していて、順番に自分の好みで選んでいきます。(やべえ、ウェビングってなんだ…ヒールポッドってなんだ…) ググっても正直よくわからなかったので、ここは操作して理解するしかなさそうです。
色々と操作して「メイン」部分をカスタマイズしてみました。
最初は真っ白だったシューズがこんな感じに！せっかく記事にするのでとんでもなく奇抜なシューズにしようかと思いましたが、無難な感じにおさまってしまい自分の凡庸さに悲しみを覚えました。ちなみに、知識不足でわからなかった「ウェビング」と「ヒールポッド」はこの部分でした。
左が「ウェビング」、右が「ヒールポッド」
次に「ソール」のカスタマイズに移っていきます。「ソール」という項目のなかには「ミッドソール」と「アウトソール」という細かい項目がありました。簡単に言ってしまえば、「ミッドソール」はかかとの上半分、「アウトソール」は下半分です。今回は「アウトソール」のみカスタマイズして、こんな感じになりました。
結構良い感じになってきました。普通すぎるけど。
次に「マーク」のカスタマイズに移ります。「マーク」という項目のなかには「ネームまたはテキスト」という項目がありました。インソール(中敷)部分にオリジナルのテキストを10文字以内入れられるようです。ここは自己顕示欲全開で「CYCLE」と入れてみました。
黒字でよくわからないかもしれませんが、よりオリジナル感が出たような気がします。所属しているチームの名前とか入れて、みんなでお揃いっていうのも楽しそうですね。
そして、最後は「サイズ」のカスタマイズ。ここではさらに細かく「性別」、「サイズ」という項目があって、前者はメンズ or ウィメンズ、後者は22.0～32.0の幅から選ぶことができます。靴屋に買いにいくと自分に合ったサイズの在庫がなかったりするケースも多いので、こういう細かいところも結構嬉しかったりしますよね。
そして、完成形がこちら。
我ながら結構良い気がする。支払いは各種クレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込、代金引換が可能でした。ちなみに、注文からおよそ30日ほどで商品が届くとのこと。無事に注文が完了しました。
初めてシューズのオリジナルカスタマイズを試してみましたが、思いのほか楽しい。そして、注文が完了したいま、実際に商品が届くのがかなり楽しみです。なんなんだこのワクワク感。あと、直観的に操作できて簡単だったのも印象的でした。まだ試したことない方がいたら、この機会にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。自分だけのオリジナルシューズでランニングするのって楽しそう。ランニングが長続きしなくて、形から入る人にはぴったりかもしれないですね。
商品が届いたらレポートもしますね。物好きな人は、約30日後をお楽しみに。
(注文が完了したあと、普通に販売している「PureBOOST」のラインナップを調べていたら、今回自分がカスタマイズしたのと似たようなタイプがすでにあってなんとも言えない気持ちになりました。なんとなく嫌な予感はしたけど！嫌な予感はしたけど！まあちょっと違うし…「CYCLE」って文字入ってるし…というか普通にありそう、と気づくべきだった…という話でした)
mi adidas
取材協力：アディダスジャパン
