【9月16日プロ野球全試合結果】ソフトバンクが2年ぶり優勝、広島は優勝持ち越し、ロッテ・平沢大河が地元・宮城でプロ初本塁打 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【9月16日プロ野球全試合結果】ソフトバンクが2年ぶり優勝、広島は優勝持ち越し、ロッテ・平沢大河が地元・宮城でプロ初本塁打

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ソフトバンク、パ・リーグ史上最速でリーグ優勝…工藤公康監督「チームがひとつになった」


ソフトバンクは9月16日、メットライフドームで西武と対戦。投打がかみ合い7-3で快勝。2年ぶりのリーグ優勝をパ・リーグ史上最速で決めた。

ソフトバンクは0-1と1点ビハインドで迎えた4回表、柳田悠岐外野手が今季第30号となる2点本塁打を放ち2-1と逆転に成功。

5回表には走者二塁の好機を作ると、今宮健太内野手が適時打を放ち3-1。さらに柳田とデスパイネにも適時打が飛び出し6-1とリードを広げた。7回表にはデスパイネが今季第33号となるダメ押しのソロ本塁打を放ち7-1とした。

投げては、先発の東浜巨投手が6回9奪三振1失点の好投を見せ、今季16勝目。敗れた西武は、投打ともに振るわなかった。

ソフトバンクの工藤公康監督は「昨年はリーグ優勝できずに、クライマックスシリーズに負けてから1年弱、このことだけを思って…」と話すと涙があふれた。

「チームがひとつになる。それが何よりも大事」「選手が厳しい練習をしっかり乗り越えてきてくれた」と選手をねぎらい、駆けつけた大勢のファンに感謝の言葉を伝えた。



広島、リーグ優勝持ち越し…ヤクルトに痛恨の逆転負け


広島は9月16日、マツダスタジアムでヤクルトと対戦。優勝マジック1で臨んだ試合だったが、終盤にヤクルトに逆転を許し4-5と惜敗した。

広島は0-0で迎えた3回裏、1死満塁の好機を作ると、丸佳浩外野手が適時打を放って2点を先制。1点を返されて迎えた4回裏には、新井貴浩内野手の今季第9号のソロ本塁打などで加点。4-1とリードを広げた。

しかし終盤の7回表、走者二、三塁のピンチを招くと、大松尚逸に適時打を浴びて4-4と試合を振りだしに戻され、8回表には奥村展征内野手の犠飛で1点を勝ち越された。

投げては、先発の藪田和樹投手が7回途中4失点と振るわなかった。広島の優勝は17日以降に持ち越された。



ロッテ・平沢大河が地元・宮城でプロ初本塁打…右翼席へライナーでたたき込む


ロッテは9月16日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。5-13と大敗を喫するも、最終回に平沢大河内野手がプロ初本塁打を放ち球場を沸かせた。

9回表、2死走者なしの場面、平沢は楽天の5番手・小野郁投手の低めの直球を思い切り振り抜くと、低い弾道の打球が右翼席前列に突きささった。ベンチに戻ると多くの祝福を受け、笑顔がこぼれていた。

この一撃に対しては、ロッテファンだけでなく、地元・宮城のファンからも多くの歓声があがっていた。

「プロ初ホームランおめでとうございます! ずっと応援しています!」「来季はレギュラー獲得を!そしてマリーンズ中心打者になって欲しい!」「プロ初本塁打おめでとうございます。 ホームランボールは無事に返してもらえたでしょうか?」「おめでとうございます! 同期の成田投手とマリーンズの新たな時代を作ってください」など、今後の活躍に期待する多くの声が寄せられていた。




日本ハムがオリックスに逆転勝ち…高梨裕稔が今季6勝目


日本ハムは9月16日、札幌ドームでオリックスと対戦。投打ががっちりとかみ合い、6-3で勝利した。

日本ハムは1-3と2点ビハインドで迎えた3回裏、無死二塁の好機を作ると、西川遥輝外野手が適時三塁打を放って1点差に詰め寄ると、続く好機に指名打者・大谷翔平が適時打を放って同点とした。6回裏には、2死一、二塁の場面で清水優心捕手が適時打を放ち、5-3、7回裏には中田翔内野手に適時打が飛び出し、6-3とリードを広げた。

投げては、先発の高梨裕稔投手が7回3失点の好投を見せ、今季6勝目を挙げた。敗れたオリックスは、先発の山岡泰輔投手が6回5失点と誤算だった。



DeNA、梶谷隆幸が値千金の決勝弾…巨人とゲーム差なしに


DeNAは9月16日、東京ドームでDeNAと対戦。梶谷隆幸外野手の決勝弾により、1-0で勝利。3位巨人とのゲーム差を0として並んだ。

DeNAは0-0で迎えた4回表、梶谷が今季第19号となるソロ本塁打を放ち1点を先制。その後は得点を奪えずも、先発の井納翔一投手が6回無失点の好投、後を継いだリリーフ陣も巨人打線を無得点に抑えた。

敗れた巨人は先発のマイコラス投手が7回1失点の好投を見せるも、打線が援護できずに1点に泣いた。
《浜田哲男》

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