アルバロ・モラタの決断を尊重する。レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が9月12日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の前日会見で今夏にチェルシーへ移籍したスペイン代表FWについて語った。
モラタは出場機会を求めて2014年7月にユベントスへ移籍。そこでタイトル獲得に貢献する活躍を見せ、2016年6月にレアルが買い戻しオプションを行使して古巣に復帰した。しかし、スペインに戻ったモラタを待っていたのはバックアップとしての起用だった。より多くの出場機会を求めるモラタはイングランド行きを決断した。
「モラタに残ってほしかったが彼はもっと試合に出場したかった。そのためにチェルシーへ行くことを望んだ。我々はそれを尊重する。代わりの選手は獲得できなかったが、こだわっても仕方のないことだ」
カリム・ベンゼマが負傷したことにより、昨季バックアップを務めたモラタの移籍が惜しまれている。だがジダン監督は「現在いる選手たちで大丈夫だろう。私はそう確信している」と現有戦力への信頼を口にした。
《岩藤健》
page top