チェルシー加入が決まったモラタは「移籍を嬉しく思う。これほどのビッグクラブの一員になれるなんて、最高の気分だね」と喜びのコメント。ハードワークを通じて、多くのゴールとトロフィーを手にしたいと意気込んだ。
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— チェルシーFC日本語版 (@ChelseaFC_Japan) 2017年7月21日
モラタはレアル・マドリードの下部組織出身で現在24歳。レアルでトップチームデビューを果たしたあと、より安定した出場機会を求めてセリエAのユベントスに移籍。イタリアで成長してスペイン代表にも選ばれた。
2016年6月にレアルが3000万ユーロ(約38億9000万円)の買い戻しオプションを行使した際は、「他クラブへモラタを売却して差額を得るため」との報道も出た。だがレアルの選手として開幕を迎えると、リーガ・エスパニョーラ26試合に出場して15ゴールを挙げた。
リーガでのキャリアハイを更新したモラタだが、レアルでの扱いはバックアップ要員から抜け出せなかった。
元スペイン代表MFガイスカ・メンディエタ氏は、「モラタは難しい決断をした」とコメントしている。
「難しい決断だろう。クラブを去ってどこへ行くのか。自分の学んできたものや生まれた場所を離れる必要がある。彼は過去にもその決断をした。あまり出場できないマドリーでプレーするかどうか決断の必要があった。あるいは別のクラブでエースを目指すのか、彼にとって簡単ではない決断だった」