ドイツ・ブンデスリーガ第3節が9月9日に行われた。日本代表MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは敵地でフライブルクと対戦。圧倒的にボールを支配しながらも点が奪えず0-0で引き分けている。香川はベンチ入りしたが出場はなかった。
試合は前半18分にドルトムントにとって痛いアクシデントが起きる。試合のペースをつかみ始めたところでマルク・バルトラが負傷。DFの選手で早くも交代枠を1枚使ってしまった。
さらにドルトムントは10分後にマルセル・シュメルツァーも負傷。ようやく今節で復帰した主将だったが、ヨリック・ラヴェの危険なタックルでプレー続行不可能に追い込まれてしまう。
主審はラヴェにイエローカードを出したが、ビデオ・アシスタント・レフェリーでレッドカードに変更された。
10人になったことでフライブルクはかえって腹をくくる。ホームでの勝ち点1を目指して自陣に引きこもりゴールに鍵をかけた。80%超のポゼッションで攻めるドルトムントだが相手の守備をこじ開けられない。こういう展開になるとウスマン・デンベレが移籍した影響を感じる。
このまま試合はスコアレスで終了し勝ち点1を分け合った。
《岩藤健》
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