昨季のオールジャパン(天皇杯)を制した千葉と、Bリーグ初代王者に輝いた栃木との一戦。しかし、ヘッドコーチも選手も入れ替わりチーム作りの途上にある栃木は、リーグ制覇の原動力になったディフェンス力が見られない。
千葉は試合開始からマイケル・パーカーの連続ポイントなどで10-0と突き放す。栃木も追い上げて17-15で第1クォーターは終えたが、第2クォーターに入ると栃木の連携にミスが出る。富樫勇樹を起点とした千葉の攻撃を止められず点差が開いた。
昨季は劣勢に立たされても守りからリズムを作った栃木。しかし、この試合では昨季のような姿が見られなかった。
●堅守でつかみ取った初代王者の座…栃木ブレックスがBリーグ制覇
栃木の長谷川健志HC(ヘッドコーチ)は試合後、思わぬ大差がついた理由に「ディフェンスと(セドリック・)ボーズマン選手がオフェンス面でうまく機能しなかったこと」と話している。加入してから日が浅いボーズマン。まだチームとして生かすことができていないと今後の課題にした。
「オフェンスの終わり方が悪いとディフェンスにも影響してくるので、オフェンスの終わり方が大切。もっとアグレッシブにディフェンスして速い展開にしていきたい」
B.LEAGUE EARLY CUP2017
— 千葉ジェッツふなばし (@CHIBAJETS) 2017年9月2日
vs栃木試合終了
【試合結果】
千葉88-56栃木
アグレッシブなディフェンスから走るスタイルを徹底し、昨季王者から価値ある一勝!!いよいよ明日はアーリーカップ初代王者を賭けた決勝 本日も応援ありがとうございました! pic.twitter.com/aqBBfwCA8q
試合終了
— リンク栃木ブレックス公式 (@linktochigibrex) 2017年9月2日
栃木 56 - 88 千葉
#31 喜多川の3Pシュート、#13 ボーズマンがドライブイン、3Pシュートなどで加点。
ルーズボール、リバウンドなどのハッスルプレーで最後まで戦い、56-88で敗戦。
本日も最後まで声援、ありがとうございました。#BREX pic.twitter.com/nXtfx5QeDa
この試合にファンからは、開幕までまだ1ヶ月あるので立て直して、開幕戦では勝利をつかみたい」「結果は残念ですがシーズンに期待してます」「これからの課題が山盛りだけど、ここから立て直してくれると信じてる」「CSでの悔しさを返せましたね」「千葉は仕上がってるな」「プレシーズンとはいえ栃木に圧勝。新加入選手も活躍してましたね」などの声が寄せられている。