イングランド・プレミアリーグのエヴァートンが8月16日、スウォンジー・シティからアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンを獲得した。移籍金は4500万ポンド(約63億4000万円)で契約期間は5年。
これまでエヴァートンが投じた移籍金最高額は2014年にベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得したときの3100万ポンド(約43億6000万円)。今夏そのルカクがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、穴を埋められる選手としてクラブ史上最高額を更新する移籍金でシグルズソンを獲得した。
エヴァートンのロナルド・クーマン監督は、「この取り引きを成立させるため、我々は長いこと仕事をしてきた。補強のカギとなる選手だった」とシグルドソンの加入を喜んだ。
「今季ルカクを失うことは分かっていたし、チームに生産性をもたらす選手を我々は必要としていた。25点を奪うルカクを失い我々はそれだけの得点数を奪うため、ひとり以上の選手を必要としていた。彼はそういう生産性を備えたタイプの選手だ。プレミアリーグを知っていて、スウォンジーで本当に良いシーズンを過ごした」
今夏の移籍市場ではウェイン・ルーニーの古巣復帰も実現させたエヴァートン。そのルーニーが開幕戦ではゴールを挙げ新シーズンを白星でスタートで飾った。
《岩藤健》
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