J2の町田対名古屋戦で珍事、プレーに関与していない選手にレッドカード | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

J2の町田対名古屋戦で珍事、プレーに関与していない選手にレッドカード

スポーツ 短信
サッカーボール イメージ
  • サッカーボール イメージ
明治安田生命J2リーグ第28節が8月16日に行われた。町田市立陸上競技場では町田ゼルビアと名古屋グランパスが対戦。名古屋が4-3で打ち合いを制している。

雨が降りしきるなかで行われた一戦。前半5分に平戸太貴のゴールで町田が先制した。しかし、その後は名古屋の逆襲に遭い前半だけで3失点。1-3で前半を折り返す。

流れを変えたい町田は後半の頭から鈴木孝司を投入。攻勢を仕掛けると後半20分に井上裕大のゴールで1点差とし、同27分には戸高弘貴のゴールで追いついた。

ホームチームの追い上げで盛り上がる町田市立陸上競技場。しかし、ここで激しい雨以上に熱戦に水を差す出来事が起きる。

終了間際に名古屋の青木亮太を町田の深津康太が倒して笛が吹かれる。決定的な場面で出たファウルに家本政明主審はレッドカードを提示。だが、なぜか家本主審が退場にしたのはプレーに関与していない平戸だった。


平戸は試合後に問題のシーンを振り返って、「あれは自分がファウルをしたと言われて、自分がやっていないと主張し続けていました。でも判定が覆ることはなかったので、自分がピッチから退きました。自分ではないことを伝え続けましたが、もう仕方がないです」とコメントしている。

相馬直樹監督も「結果的に非常に後味が悪くなってしまったということが、正直に残念だと思います」と話した。

試合はガブリエル・シャビエルがFKを直接決め名古屋が勝利。シャビエルは1ゴール、3アシストの活躍だった。

この試合には「4人も審判いてなにやってんだ」「決定機を潰したからレッドはレッドなんだけど取り違えは…」「普段審判は絶対と思ってるけどこれはさすがにない」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top